大谷12号で誕生“125年間で唯一”の珍記録 8-3→8-11→14-11…「1試合で」起きた大変転
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場し、同点の9回に決勝の12号3ランを放った。14-11という大乱戦を勝利に導いた大谷。ここには実に“近代大リーグ史上初”となる珍記録が隠れていた。

1試合の中でこれほどの変転を味わったチームは史上初
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場し、同点の9回に決勝の12号3ランを放った。14-11という大乱戦を勝利に導いた大谷。ここには実に“近代大リーグ史上初”となる珍記録が隠れていた。
この試合、ドジャースは初回にフリーマンの犠飛で1点を先制したものの、その裏先発の佐々木朗希が3点を失った。2回にエンリケ・ヘルナンデスの6号ソロと、大谷の適時二塁打が飛び出し3-3の同点。3回には一挙5点を奪い8-3とリードを広げた。
しかしその後、中盤にはダイヤモンドバックスが反撃。佐々木が4回0/3を5失点で降板すると、継投した投手が満塁弾を浴び同点に。6回には押し出し四球で8-9とリードを許した。8回にも2失点し8-11。そんな流れを、9回に3本の適時打と大谷の3ランで再びひっくり返した。
米国のスポーツデータ提供企業「オプタスタッツ」は公式Xで、これが歴史に残る大乱戦だったと紹介している。「ドジャースは近代大リーグ史上で唯一、以下のことを行ったチーム」として紹介した。
「リードして
その後2点差をつけられ
その後5点リードをし
その後3点差をつけられ
その後3点差をつけた…1試合の中で」
近代大リーグの歴史は一般に、1901年にアメリカン、ナショナルの2大リーグ体制になったところを始点とする。じつに125年間で唯一という大乱戦。そんな珍記録まで呼び込む大きな一発だった。
(THE ANSWER編集部)