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午前4時起き、女子ゴルフでスポンサー9社の新人が“裏方”に徹した2日間 青木香奈子「学びが多かった」

ゴルフの国内女子メジャー初戦・ワールドレディスサロンパス杯第2日が9日、茨城GC東C(6675ヤード、パー72)で開催された。予選の2日間は2024年度プロテスト合格者らが、裏方として大会運営に関わる「ルーキーキャンプ」に参加。デビュー前に9社のスポンサーと契約した25歳の青木香奈子(マイナビ)も、大会を支えているボランティアのありがたさを再確認し、間近でトップ選手から多くのことを学んでいた。

ルーキーキャンプに参加した六車日那乃(左)と青木香奈子【写真:編集部】
ルーキーキャンプに参加した六車日那乃(左)と青木香奈子【写真:編集部】

ワールドレディスサロンパス杯第2日で「ルーキーキャンプ」

 ゴルフの国内女子メジャー初戦・ワールドレディスサロンパス杯第2日が9日、茨城GC東C(6675ヤード、パー72)で開催された。予選の2日間は2024年度プロテスト合格者らが、裏方として大会運営に関わる「ルーキーキャンプ」に参加。デビュー前に9社のスポンサーと契約した25歳の青木香奈子(マイナビ)も、大会を支えているボランティアのありがたさを再確認し、間近でトップ選手から多くのことを学んでいた。

 青木はこの日、キャリング(スコアボードを運ぶ係)を担当した。午後3時40分、9番パー5で任務を終えると、18ホールをともに回った山内日菜子、新垣比菜、アマチュアの鳥居さくらと「お疲れさまでした」「ありがとうございます」などと言葉を交わし、充実の笑みを浮かべた。

「あらためてボランティアの皆さんが、これだけの多くのことを陰で支えてくださっていると感じました。まず、入り時間はトップスタートの2時間前で午前4時起き。これはサスペンデッドの翌日と同じぐらいです」

 六車日那乃も「こんなに大変なお仕事をされているんだと感じて、これからもちゃんとあいさつをしたいと思いました」と実感を込めた。

 2人は「選手としても学びが多かった」と声をそろえた。宮崎出身の青木は、地元開催のアクサレディスで高校時代にボランティアを経験しているが、「あの頃は『楽しい』ばかりでした」と振り返り、「今日は同郷の山内プロのチップインも間近で見させていただき、やはりパター、アプローチを極めていきたいと思いました」。六車は「この試合にも出ている同期はすごいと思いましたし、自分も負けないように頑張りたいです」と悔しさも込めて言った。

 難病「成人発症スチル病」を患いながら、7度目の挑戦でプロテストに合格した平塚新夢にとっては、「思わぬ再会」の場になっていた。

「初日、キャリングで奈紗ちゃんの組についたんです。奈紗ちゃんも驚いてました」

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