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前週復活Vで急遽出場、12位発進・菅沼菜々「幸せをかみしめながら…」 メジャー初制覇へ「合格点」

ゴルフの国内女子メジャー初戦・ワールドレディスサロンパス杯が8日に茨城GC東C(6675ヤード、パー72)で開幕した。前週のパナソニックオープンレディースで復活の3勝目を飾った菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)は3バーディー、1ボギーの70で回って2アンダーとし、首位に4打差の12位で発進した。今大会は前週優勝によって、急きょ出場が決定。疲れも残っている中で「幸せをかみしめるラウンドができた」と振り返った。首位には、66で回って6アンダーの藤田さいき(JBS)が立っている。

ワールドレディスサロンパス杯の初日に出場した菅沼菜々【写真:Getty Images】【写真:Getty Images】
ワールドレディスサロンパス杯の初日に出場した菅沼菜々【写真:Getty Images】【写真:Getty Images】

ワールドレディスサロンパス杯初日

 ゴルフの国内女子メジャー初戦・ワールドレディスサロンパス杯が8日に茨城GC東C(6675ヤード、パー72)で開幕した。前週のパナソニックオープンレディースで復活の3勝目を飾った菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)は3バーディー、1ボギーの70で回って2アンダーとし、首位に4打差の12位で発進した。今大会は前週優勝によって、急きょ出場が決定。疲れも残っている中で「幸せをかみしめるラウンドができた」と振り返った。首位には、66で回って6アンダーの藤田さいき(JBS)が立っている。

 菅沼の目には、前週までとは違った景色が見えていた。

「出られると思っていなかった試合ですし、メジャーですから幸せをかみしめながらラウンドができました」

 昨季は深刻なスランプに陥り、シード権を喪失。最終QTも102位で今大会の出場権は手にしていなかった。だが、前週のパナソニックオープンレディースで復活優勝。来季終了までの出場権を獲得し、今大会の出場も果たした。

「去年、あれだけ調子が悪かったのに唯一トップ10(9位)に入れた試合ですし、出たいとは思っていました。始まって最初のボギーは3パットでしょうがなかったですが、2ホール以外はパーオンもできました。引き続き、ショットの調子は良かったですし、まあまあ合格点です」

 2週前の国内男子ツアー・前澤杯を含めると、3試合連続出場。疲れは残っているものの、初日から大勢のギャラリーもついていた。そのことに感謝し、アイドルゴルファーらしく喜びを表現した。

「木曜日なので(ギャラリーは)少ないと思っていましたが、たくさんの方が応援に来てくださって、『優勝、おめでとう』と言っていただきました。ありがたかったです」

 本人も話している通り、調子が悪くてもトップ10に入れた「好きなコース」。理由は「もともとグリーンが速くて、平らなコース」だからだという。この日は正午過ぎにラウンドを終え、午後は短時間でドライバー練習をしたのみで宿舎へ。体をしっかりと休め、2週連続優勝、メジャー初制覇を目指して突き進む。

(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)



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