カルデナス戦後、井上＆ロペスの対面が反響

　ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥（大橋）は4日（日本時間5日）、WBA世界同級1位ラモン・カルデナス（米国）との4団体防衛戦で8回45秒TKO勝ちした。会場には現役スター選手の姿もあり、TKO直後の花道で対面した場面を、海外ファンは「これはカッコいい」と絶賛している。

　会場を訪れていたのはWBO世界スーパーライト級スーパー王者テオフィモ・ロペス（米国）。タキシードに蝶ネクタイという正装で登場した。カルデナスとの激闘後、リングから下りてきた井上の下に歩み寄り、がっちり握手。サングラスをかけつつ、上目遣いで目線を覗かせると、井上もにこやかな表情を見せている。

　この瞬間を捉えた画像をロペスが自身のXで公開。現役スター同士が対面した貴重カットに、日本人ファンは「全てかっこいい」と感激。反響は拡大し、海外ファンも思わず唸っている。

「これはカッコいい」
「2人の天才が出会うとこういう風になる」
「会えて嬉しそうだな」
「とてつもなくイケてる1枚だな」
「本物は本物に気づくものだね」
「今週末、唯一楽しませてくれたボクサー2人だ」

　ロペスは2020年、ワシル・ロマチェンコ相手に判定勝ちを収めるなど、中量級のスターとして名を上げてきた。2日（同3日）にニューヨークで行われた同級暫定王者アーノルド・バルボサJr.（米国）との王座統一戦で判定勝ち。王座を防衛したばかりだが、ラスベガスに足を運んでいた。