韓国キムに「大谷も惚れた」 2安打躍動で地元紙熱狂「なぜ今になって上げた」「エドマンも緊張?」
米大リーグのドジャースは5日(日本時間6日)の敵地マーリンズ戦で、今季新加入したキム・ヘソン内野手を「9番・二塁」で先発起用。4打数2安打1打点の活躍でこれに応えた。大谷翔平投手をはじめとしたチームメートに祝福される姿も話題となっている。初づくしの活躍に、韓国メディアは「ドジャースの仲間たちの心まで盗んだ」「瞬発力とセンスが輝いた」などと盛り上がっている。

初スタメンのキム・ヘソンが2安打1打点、攻守に活躍
米大リーグのドジャースは5日(日本時間6日)の敵地マーリンズ戦で、今季新加入したキム・ヘソン内野手を「9番・二塁」で先発起用。4打数2安打1打点の活躍でこれに応えた。大谷翔平投手をはじめとしたチームメートに祝福される姿も話題となっている。初づくしの活躍に、韓国メディアは「ドジャースの仲間たちの心まで盗んだ」「瞬発力とセンスが輝いた」などと盛り上がっている。
今季、3年1250万ドル(約18億円)の契約で加入したキム・ヘソンは右足首を痛めたエドマンに代わり、3日(同4日)に大リーグ初昇格。ブレーブス戦の9回、二塁守備につき大リーグ初出場を果たすと、翌日には初盗塁を記録した。そしてこの日は初のスタメン出場。3回の初打席は右飛に倒れたものの、5回先頭で打席に立つと2022年のサイ・ヤング賞右腕アルカンタラから左前打。さらに二盗を決め、続く大谷の9号2ランで生還した。
ベンチに戻ったキム・ヘソンを待っていたのは大谷からの派手な祝福だ。両手を左右に振り、ピョンピョン飛び跳ねながら待っていた大谷は、キム・ヘソンのヘルメットを抱いてポンポン。アジアからやってきた後輩の“初”を称えた。さらに6回無死一、二塁の打席では中前に適時打を放ち、大リーグ初打点も記録。派手な活躍に、韓国メディアも熱狂している。
韓国メディア「MKスポーツ」は「みんなが彼を愛している フリーマンも大谷もキム・ヘソンに惚れた」という記事を掲載。「キム・ヘソンが盗んだのは二塁ベースだけではない。ドジャースの仲間たちの心まで盗んだ」として、その愛されぶりを報じている。フリーマンが走塁能力を褒めたことや、大谷の本塁打後の祝福に触れ「キム・ヘソンは仲間たちの愛の中で、大リーグに根を下ろし始めた」と伝えた。
韓国紙「スポーツソウル」は「なぜ今になって上げたのか。キム・ヘソンが先発デビューで満点活躍 エドマンも緊張?」という見出しを掲げた。打撃に加え、8回の守備でサイモンのゴロを好捕した場面を紹介。「フリーマンの捕球失策でアウトを取れなかったが、キム・ヘソンの瞬発力とセンスが輝いた」としている。さらに「キム・ヘソンの活躍が一瞬の輝きではなく着実な実力につながるのなら、エドマンなど主戦選手も緊張するしかない」と、チームの競争激化につながると指摘している。
(THE ANSWER編集部)