井上尚弥より「俺が上だ」 クロフォード、リング誌PFPに不満げ「ウシク1位は分かるが…」
ボクシングのWBA世界スーパーウェルター級王者テレンス・クロフォード(米国)が自身の低評価に異議を唱えた。最新のパウンド・フォー・パウンド(PFP)ランキングでは、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が2位、クロフォードは3位。米専門誌の公式YouTubeに出演し、「俺はイノウエよりも上だ」と主張している。

テレンス・クロフォードが「ザ・リング」公式YouTubeに出演
ボクシングのWBA世界スーパーウェルター級王者テレンス・クロフォード(米国)が自身の低評価に異議を唱えた。最新のパウンド・フォー・パウンド(PFP)ランキングでは、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が2位、クロフォードは3位。米専門誌の公式YouTubeに出演し、「俺はイノウエよりも上だ」と主張している。
PFPとは全17階級あるボクサーの実力を比較し、体重差がなかった場合の最強選手をランキング化したもの。海外メディアが各自で格付けしているが、世界で最も権威あるボクシングの米専門誌「ザ・リング」のPFPが世界で最も価値がある指標とされている。
クロフォードはリング誌の公式YouTubeに出演。現在のPFPで自身が3位であることについて「3位だと? どうして俺を3位にしているんだ?」と納得がいかない様子。「1、2位は誰だ? ウシクか。彼が1位は分かる」とPFP1位に位置する、世界ヘビー級3団体統一王者のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)については認めた。
だが、井上が2位にランクインしていると聞かされると不満そうな表情を浮かべ「俺はウシクより上ではないが、イノウエよりは上だ」と主張した。井上は4日(日本時間5日)、米ネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでWBA世界スーパーバンタム級1位のラモン・カルデナス(米国)と防衛戦を行う。
(THE ANSWER編集部)