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鹿島内定の上田綺世、大学No.1FWが「東京五輪はあまり見えていない」と語る理由

大舞台での活躍で「自分の価値、知名度が上げる」

「国際大会のような、見ている人が多い大会で活躍すればするほど、自分の価値、知名度が上がるというのは、昨年のアジア大会で感じたこと。逆に点を取れなければ、叩かれて評価が(大きく)下がるのが国際大会の怖い部分。人が見ている環境だからこそ、結果を残したときに注目されたり、取り上げられたりする。それを『もう一つ上の上田綺世になれるチャンス』と捉えて戦いたいし、楽しみたい」と話す上田にとって、東京五輪は、将来の飛躍のきっかけとなり得る。得点と勝利が、次の扉を開く力となる。


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 1試合毎にフォーカスし、デンソーチャレンジ、デンソー杯、ユニバーシアードとステップを踏んで夢舞台に立つ。まずは、国内で大学ナンバーワンFWの実力再証明を狙う。全日本大学サッカー連盟の中野雄二技術委員長が「一般的に考えれば、全日本選抜が優勝するのが理想だが、トーナメント戦であり、他地域の選手が高いモチベーションで臨むため、拮抗したゲームが展開される傾向にある」と話したとおり、全日本大学選抜は昨年まで3大会連続で優勝を逃している。

 全日本大学選抜には、Jクラブ内定済みの選手が6人いるが、関東大学選抜AにはU-21日本代表を経験しているGKオビ・パウエル・オビンナ(流通経大、3年)、関東B・北信越選抜には新潟に内定のFW矢村健(新潟医療福祉大、3年)と他チームにも実力のある選手がおり、全日本選抜にとっても、決して容易な戦いではない。その中で、違いを見せられるか、高い評価を受け国際大会での飛躍も期待されている上田のプレーが注目される。

(平野 貴也 / Takaya Hirano)

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