本拠地マーリンズ戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は29日（日本時間30日）、本拠地のマーリンズ戦に「1番・DH」で先発。初回に今季7号となる先頭打者本塁打を放った。サイ・ヤング賞に輝いたことがある剛腕のサンディ・アルカンタラ投手から右越えに一発。“パパ1号”が飛び出し、米実況席では「やっと家での生活のルーティンができてきたのでしょうね」と言及された。

　2022年のサイ・ヤング賞右腕アルカンタラと対戦。初球だった。153キロの速球を豪快に振り抜き、打球は右翼席へ。打球速度114.1マイル（約183.6キロ）、飛距離394フィート（約120メートル）の豪快弾だった。

　大谷は18日（同19日）に真美子夫人の出産に備えて父親リスト入りし、2試合を欠場。19日（同20日）に第一子の長女誕生をインスタグラムで報告していた。翌日のレンジャーズ戦から復帰し、報告10日目で“パパ1号”となった。

　米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の中継でも“パパ1号”が話題に。実況のスティーブン・ネルソン氏は「ショウヘイ・オオタニの父親第1号で同点に！」と言い、解説のエリック・キャロス氏は「やっと家での生活のルーティンができてきたのでしょうね」と安堵の一言。「初めて父親になって、慣れるまで数日はかかるでしょうからね」と反応していた。