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日韓対決の米女子ゴルフV争いで韓国メディア指摘 首位・西郷真央は「負担が大きい」 その理由は

米女子ゴルフの今季メジャー初戦・シェブロン選手権は26日(日本時間27日)、米テキサス州のカールトンウッズ・クラブ(6911ヤード、パー72)で第3日が行われた。1打差の2位で出た23歳の西郷真央(島津製作所)は4バーディー、1ボギーの69で回り、通算9アンダーで首位に浮上。ユ・ヘラン(韓国)と並び、韓国メディアは「日韓戦」と注目している。

シェブロン選手権、第3日をプレーした西郷真央【写真:Getty Images】
シェブロン選手権、第3日をプレーした西郷真央【写真:Getty Images】

シェブロン選手権

 米女子ゴルフの今季メジャー初戦・シェブロン選手権は26日(日本時間27日)、米テキサス州のカールトンウッズ・クラブ(6911ヤード、パー72)で第3日が行われた。1打差の2位で出た23歳の西郷真央(島津製作所)は4バーディー、1ボギーの69で回り、通算9アンダーで首位に浮上。ユ・ヘラン(韓国)と並び、韓国メディアは「日韓戦」と注目している。

「メジャークイーンをめぐる韓日戦」として2人の争いを紹介したのは、韓国メディア「イーデイリー」だ。「バーディー15個のユ・ヘランか、パット2位の真央か」と題した記事で2人の強みを紹介し、最終日を占っている。

「2人は今大会、互いに長所を生かした競技力で優勝争いを繰り広げている」とデータを示した。ユ・ヘランはこの日5バーディー、1ボギーの68。特に6番からの4連続バーディーを「爆発力を発揮した」と称賛した。3日間で15バーディーはオーストン・キム(米国)に次ぐ2位で「最終日も先のラウンドで見せた競技力を続ければ、3~4打はさらに減る可能性が大きい」とした。

 一方、西郷の長所として取り上げたのはパットのうまさ。「第3日のフェアウェーキープ率は100%で全体的なショットの精度が際立って見えるが、それよりも目立つのはパットだ」と指摘した。第3日のパット数は29、3日間合計は80。79のシャイエン・ナイト(米国)に次ぐという。

 それぞれ長所があり「競技力では優劣を決めづらい」としているが、記事はユ・ヘランの豊富な経験を指摘している。昨年大会も優勝争いに食い込み、最終日に2オーバーと崩れ、5位に終わった。今大会は第3日を終え「昨年の最終日には物足りなさがあったが、落ち着いてゆっくり試合を進める方法を学んだ。今年はもっと楽しんでプレーする」と語ったという。

 一方で西郷については「昨年からLPGAツアーで活動し、メジャー大会で最終日に優勝争いをするのは初めて。ユ・ヘランより負担が大きい場合がある」と母国選手の優位性を分析している。

(THE ANSWER編集部)



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