「日本の文化にならって…」 井上尚弥、米上陸直後の律儀な一面に米記者感心「Banzai」
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が23日(日本時間24日)、米ロサンゼルスで練習を公開した。5月4日(同5日)にネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでWBA世界同級1位ラモン・カルデナス(米国)と防衛戦を予定している。取材した現地記者は、井上の日本人らしい一面に意外な称賛の声をあげている。

井上尚弥が米国で公開練習
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が23日(日本時間24日)、米ロサンゼルスで練習を公開した。5月4日(同5日)にネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでWBA世界同級1位ラモン・カルデナス(米国)と防衛戦を予定している。取材した現地記者は、井上の日本人らしい一面に意外な称賛の声をあげている。
白のキャップをかぶり、軽快な動きを見せた井上。同日にロサンゼルスに到着すると、空港から直接市内のWestSide Boxing Clubに向かって、汗を流した。フットワークも軽く、感触を確かめながらとはいえ、鋭いパンチをヘビーバッグに打ち込んだ。その周りを70人を超える日米の報道陣が取り囲んでいる。
井上の姿を自身のXに動画投稿しながら感心の声をあげたのは、2020年まで米スポーツ専門局「ESPN」でアナリストを務めた米コラムニストのスティーブ・キム氏。「ナオヤ・イノウエは長く練習はしなかったが、彼は日本の文化にならって、時間通りにメディアの前に姿を現した。Banzai……」と記した。
海外では取材や公開練習も時間通りに進まないことも多いようで、井上の律儀な一面に感動したようだ。これには海外のファンからも「クリーンでシンプルだ」「この短いトレーニングでも、彼のパンチの精度とキレは素晴らしい」「俺のお気に入りのボクサーだ!!!」「時間通りに来る。最近ではほとんど絶滅したな」「バンザイ!」といった声があがっていた。
(THE ANSWER編集部)