カブスを結束させた日本での経験 来日から1か月…今永昇太も「心が繋がった」と語るワケ
米大リーグ・カブスの今永昇太投手は22日(日本時間23日)、本拠地ドジャース戦に先発し、5回2/3を6安打5失点(自責2)の粘りの投球。勝ち負けはつかなかった。チームは延長10回にハップの右前打で11-10とサヨナラ勝ちを収めた。試合後の会見ではチームの結束について言及。日本で得た経験の大きさを指摘している。

本拠地ドジャース戦
米大リーグ・カブスの今永昇太投手は22日(日本時間23日)、本拠地ドジャース戦に先発し、5回2/3を6安打5失点(自責2)の粘りの投球。勝ち負けはつかなかった。チームは延長10回にハップの右前打で11-10とサヨナラ勝ちを収めた。試合後の会見ではチームの結束について言及。日本で得た経験の大きさを指摘している。
今永は初回、三塁手のエラーで先頭・大谷の出塁を許すと、2死一、二塁からエドマンに先制3ランを被弾した。しかしカブスはその裏、一挙5点の猛攻で逆転に成功。今永は2回と6回にも1点ずつ失ったが、粘りの投球で勝ち投手の権利を持ったまま6回途中で降板した。チームは7回に失策も絡んで逆転を許したが、9回2死からアマヤが劇的な同点弾。延長10回にハップが右前打で決着をつけた。
激闘を中継したイリノイ州地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」は試合後番組で今永の会見映像を公開。米記者から「(カブスGMの)ジェド・ホイヤーが日本で結束を強めたのが大事だと話していたが」と聞かれると「みんなで同じ体験をすること、思い出話をすること、共通の話題があることは野球以外でもリラックスできる。精神的にも心が繋がったんじゃないかと思う」と語った。
カブスは先月、ドジャースとの開幕シリーズのために訪日。チームでパーティーに参加したり、選手が東京の街に繰り出したりと日本文化に触れたことが話題になった。チーム内で日本の思い出を話す機会も増えたようで、今永にとってもチームが一体になっていることを感じているようだ。
(THE ANSWER編集部)