ベッツのポッドキャスト番組にテオスカー・ヘルナンデスが出演

　パパになったばかりの米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手に、同僚が貴重なアドバイスを送った。ムーキー・ベッツ内野手のポッドキャスト番組にテオスカー・ヘルナンデス外野手が出演。大谷夫妻のもとに第一子となる長女が誕生したことに話が及ぶと「これから10年は受け入れないといけない」「ネガティブに考えてもよくない」などと意見を交換させた。

　人生の先輩だからこそ言える言葉だ。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」のYouTubeチャンネルは、ベッツがホストを務めるポッドキャスト番組「オンベース・ウィズ・ムーキー・ベッツ」の最新エピソードを公開。ヘルナンデスをゲストに迎え、話題に上がったのは大谷が一児の父となったことだった。

　ベッツが「ショウヘイに女の子が生まれたけど、何かアドバイスはある？　父親としてのアドバイスをショウヘイに伝えるとしたら、何て言う？」と問いかけると、ヘルナンデスは3秒ほど考え「わからないな。そうだな……」と言葉を詰まらせた。すると、ベッツが先陣を切る形で「僕が彼に伝えたのは『ショウ、本当のアドバイスは特にない。だってそれは君の経験だから。でも、これから10年は眠れないということは受け入れなきゃいけない』ってことだね。（起こされても）寝ようとしないで、ただ受け入れて起きること。これが父親としての僕からショウへのアドバイスだ」と現実的な話を展開した。

　大谷が睡眠を重視していることは同僚にとっても周知の事実のようだけに、ヘルナンデスも「それも一つだね。あとは全てを楽しむこと」と加えた。「ネガティブに考えてもよくない。真夜中に起きなきゃいけなくなったら、ただ起きること。何かしないといけないなら、それをするんだ。それが人生さ」と続けると、ベッツは大笑い。「考えちゃうと、悪化するからね。（寝ることを）考えないで」というヘルナンデスの言葉にも「その通りだ」とうなずいた。

　ベッツが「ママがバスケをプレーしていて、パパはショウヘイ・オオタニ。彼女がどんなアスリートになるのかって考えちゃうよ」と話を振ると、ヘルナンデスは「彼女はスペシャルになるだろうね」。ベッツが「間違いないね」と返すと、ヘルナンデスは「遺伝子が素晴らしい（笑）」と話し、大谷の愛娘の将来に思いを寄せていた。