欧州サッカーでまさかの暴挙 緊迫の後半AT、品格欠いた独名門スターに海外騒然「度を越した行動」
サッカー欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝インテル(イタリア)対バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)の第2戦が16日(日本時間17日)に行われた。インテルの4強進出が決まったこの試合で、バイエルン選手によるある行動が物議に。その一部始終が海外メディア上で大きく取り上げられている。

欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦
サッカー欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝インテル(イタリア)対バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)の第2戦が16日(日本時間17日)に行われた。インテルの4強進出が決まったこの試合で、バイエルン選手によるある行動が物議に。その一部始終が海外メディア上で大きく取り上げられている。
事件が起きたのは2-2で迎えた後半アディショナルタイムだった。4強進出へあとがないバイエルン。あと1点が欲しい状況でタッチラインを出たボールを追い、DFヨシプ・スタニシッチが猛然と走った。リスタートを急ぎたかった場面。スタニシッチは椅子に座っていたボールボーイがなかなかボールを渡さなかった状況にいらだったのか、堪らず胸元付近を強く押しながら突き飛ばした。反動でボールボーイは背後へ転げ落ちてしまった。
選手による暴挙は、海外メディア上でも大きく報じられた。英紙「デイリー・ミラー」は「バイエルン・ミュンヘンのスター選手が、ボールボーイを突き飛ばしてチャンピオンズリーグに激震」との見出しで記事を掲載。本文では「自身の度を越した行動によって問題に発展していてもおかしくなかった」と、品格を欠いた行動を指摘した。この騒動でインテルのスタッフに警告が提示された一方、スタニシッチはお咎めなし。「スタニシッチは主審の怒りをうまくかわした」とも伝えられた。
バイエルンはこの試合を2-2で終え、第1戦との合計スコア3-4で敗退決定。インテルは2季ぶりの4強入りとなった。
(THE ANSWER編集部)