ロッキーズ戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は16日（日本時間17日）の本拠地ロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回先頭の打席で2試合ぶりとなる6号同点ソロを放った。敵将は「甘い球をたくさん投げてしまった」と被弾もやむなしといった様子を見せた。

　ドジャースが1点の先制を許して迎えた初回の攻撃。大谷は30歳の先発右腕マルケスの4球目、真ん中付近へのナックルカーブを捉えた。打球速度111マイル（約178.6キロ）、飛距離448フィート（約136.6メートル）という強烈な打球が右翼スタンドへ一直線。打席でバットを高く掲げた大谷は、打球を見送ると悠然と駆け出した。

　試合後、MLB公式のロッキーズ地元中継はバド・ブラック監督の会見の様子を放送。先発右腕ヘルマン・マルケスについて「真ん中へ甘い球をたくさん投げてしまった。オオタニには、変化しきらなかったカーブ、フリーマンにはストレートだった」と振り返った。

　さらに「ベテランだが、この経験から学ぶだろう。結論としては、真ん中少し高めへの球が多すぎたね」と分析していた。