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安田祐香、2勝目に感極まる「そうですね…」 大雨プレーオフで感慨「多くのギャラリーが…」

女子ゴルフの国内ツアー、富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日が13日、埼玉・石坂GC(6585ヤード、パー72)で行われ、1打差の2位で出た24歳の安田祐香(NEC)が通算9アンダーで並んだ3人のプレーオフを4ホール目で制した。大混戦で迎えた大雨の激闘で今季初優勝。逆転で昨年9月以来7か月ぶりのツアー通算2勝目を飾った。

富士フイルム・スタジオアリス女子オープンで優勝した安田祐香【写真:Getty Images】
富士フイルム・スタジオアリス女子オープンで優勝した安田祐香【写真:Getty Images】

富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日

 女子ゴルフの国内ツアー、富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日が13日、埼玉・石坂GC(6585ヤード、パー72)で行われ、1打差の2位で出た24歳の安田祐香(NEC)が通算9アンダーで並んだ3人のプレーオフを4ホール目で制した。大混戦で迎えた大雨の激闘で今季初優勝。逆転で昨年9月以来7か月ぶりのツアー通算2勝目を飾った。

 河本結、安田祐香、中村心はそろって初めてのプレーオフ。18番パー4で行われ、1ホール目は安田がピン右3メートル半、河本がピン左3メートルのバーディーチャンスにつけたが、2人ともパーだった。中村は80センチのパーパットを外し、ボギーで脱落。苦笑いを浮かべ、河本と安田に挨拶した。

 河本と安田はともに2ホール目をボギー、3ホール目をパー。4ホール目は左クロスバンカーからの第2打が明暗を分けた。河本はミスで残り40ヤードのアプローチを強いられ、これがグリーンオーバーでボギー。一方、ピン左2メートルにつけた安田はバーディーパットを外したが、パーで優勝した。ホッと息をつき、ようやく笑顔。河本とハグを交わした。

 安田は優勝スピーチで「本日はありがとうございました」と第一声。主催者らスポンサー、コース管理者、ボランティアに順番に感謝した。続けて「そうですね……」と感極まり、「今日は凄く大雨の中のラウンドだったんですけど、初優勝とは違った強い気持ちで戦いました。プレーオフでもたくさんのギャラリーの皆様に残っていただき、凄い力になりましたし、結果優勝できてよかったです。来週からもよろしくお願いします」と先を見据えた。

 3打差の6位で出た26歳・河本は、昨年8月以来8か月ぶりの通算3勝目はならず。最終組が正規の18番を終えておよそ1時間半に及ぶ激闘だった。

(THE ANSWER編集部)

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