2勝目・山本由伸、ロバーツ監督が「効果的」と絶賛した1球 「相手のバランスを崩すために…」
米大リーグ・ドジャースは11日(日本時間12日)、本拠地でカブスに3-0で勝利した。先発の山本由伸投手は6回で今季最多の103球を投げ、2安打9奪三振、1四球無失点の好投で今季2勝目。デーブ・ロバーツ監督は効果的だった変化球を挙げた。

ドジャース―カブス
米大リーグ・ドジャースは11日(日本時間12日)、本拠地でカブスに3-0で勝利した。先発の山本由伸投手は6回で今季最多の103球を投げ、2安打9奪三振、1四球無失点の好投で今季2勝目。デーブ・ロバーツ監督は効果的だった変化球を挙げた。
山本は4回1死まで完全投球。その後2安打で2死走者三塁のピンチを背負ったが、空振り三振で切り抜けた。マウンド上で雄叫び。以降もゼロを並べ、スタンディングオベーションを浴びた。
米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」がロバーツ監督の会見を中継。指揮官は「ヨシは言うまでもなく素晴らしい投球で、流れを掴み、ストライクゾーンを埋めていき、空振りを奪った」と絶賛した。
さらに「スプリットも本当に良かった。速球も素晴らしかった」と続け、「相手のバランスを崩すために、カーブを織り交ぜるのも効果的だった。6回を投げきったのは大きかった」と配球を指摘。手放しで褒めちぎった。
「彼は今年、明らかに素晴らしい活躍を見せてくれた。アウトを重ねるごとに、彼の自信が増していくのがわかる。大きなアウトでも、彼はアドレナリンをしっかり抑え、必要な投球をする。彼は本当に冷静な状態にあって、我々にとって良いことだ」
山本は3月に東京Dで行われた開幕戦でもカブスに5回1失点。今季初勝利を挙げ、カブス戦は2試合で11回1失点となった。
(THE ANSWER編集部)