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技能賞→大怪我で序ノ口まで陥落 幕下復帰した小兵・炎鵬の白星に歓喜の声「不屈の人だ」「凄い」

幕内の土俵をにぎわせた“業師”が関取復帰に向けて好発進した。大相撲三月場所(春場所)2日目(10日、エディオンアリーナ大阪)、幕下の炎鵬(伊勢ヶ濱)は欧山田(鳴戸)に押し出しで勝ち、今場所の一番相撲で白星。ネット上のファンからは「強い強い」「不屈の人」といった歓喜の声が上がった。

押し出しで白星を挙げた炎鵬(画像はABEMA大相撲公式Xのスクリーンショット)
押し出しで白星を挙げた炎鵬(画像はABEMA大相撲公式Xのスクリーンショット)

大相撲春場所

 幕内の土俵をにぎわせた“業師”が関取復帰に向けて好発進した。大相撲三月場所(春場所)2日目(10日、エディオンアリーナ大阪)、幕下の炎鵬(伊勢ヶ濱)は欧山田(鳴戸)に押し出しで勝ち、今場所の一番相撲で白星。ネット上のファンからは「強い強い」「不屈の人」といった歓喜の声が上がった。

 呼出からの読み上げで一気に館内が沸いた。少し緊張した様子で土俵に上がった炎鵬。鋭く低い立合いで左をのぞかせると、速い動きから右の押っつけで相手の上体を起こし、そのまま一気の押し出し。レスリングのフリースタイル86キロ級元アジア王者という経歴を持つ相手に相撲を取らせない完勝だった。

 身長167センチ、体重が100キロ前後という小兵ながら、大型力士を相手に奮闘してきた炎鵬。2019年五月場所(夏場所)では技能賞も獲得したが、2023年夏場所で首の怪我を理由に休場し、その後は6場所連続の全休で番付を序ノ口まで下げた。昨年2024年七月場所(名古屋場所)で復帰し、先場所まで4場所連続で6勝1敗の好成績を上げて、今場所は幕下に復帰した。

 苦しい土俵を続けてきた“業師”の元気な姿に、中継を観ていたネット上のファンからは「ここまで戻ってきた 強い強い」「よっしゃー 白星スタート」「さすがの炎鵬」「炎鵬、ここまで戻ってきた。すごいなぁ。立派。不屈の人だ」「白星発進、おめでとぉぉ!!」「炎鵬の歓声が凄かった」といった声が上がった。

 西幕下三十枚目まで番付を上げ、体重も101.5キロまで戻してきた炎鵬。順調なら2場所後の名古屋場所での関取復帰に期待がかかる。

(THE ANSWER編集部)

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