「あの野村萬斎を、息が切れるほど走らせる人は多分いない(笑)」 羽生結弦さんがコラボに感慨【囲み取材一問一答】
フィギュアスケートで五輪連覇を達成しているプロスケーター・羽生結弦さんが座長を務めるアイスショー「羽生結弦 notte stellata 2025」が7日、宮城・セキスイハイムスーパーアリーナで開催された。今年で3回目を迎え、9日まで3日間行われる。東日本大震災の被災地・宮城から“希望”を発信。国内外の名スケーターが銀盤を彩ったほか、狂言師・野村萬斎さんがスペシャルゲストで登場した。

アイスショー「羽生結弦 notte stellata 2025」
フィギュアスケートで五輪連覇を達成しているプロスケーター・羽生結弦さんが座長を務めるアイスショー「羽生結弦 notte stellata 2025」が7日、宮城・セキスイハイムスーパーアリーナで開催された。今年で3回目を迎え、9日まで3日間行われる。東日本大震災の被災地・宮城から“希望”を発信。国内外の名スケーターが銀盤を彩ったほか、狂言師・野村萬斎さんがスペシャルゲストで登場した。
公演は羽生さんの「notte stellata」からスタート。第1部ラストで野村さんとのコラボ「MANSAIボレロ」、第2部の冒頭では2人による「SEIMEI」がお披露目となった。以下、公演後の羽生さんの一問一答。
――初日を終えて。
「とにかく……なんだろう。今日が千秋楽なのかなっていうぐらい、全体力と気力を使い果たしました。それくらい、一瞬も気持ちを切らさずに、少しでもこの会場で全てのメンバーと全員で、3.11やいろんな災害に対してできることを、何かのきっかけになるようにと願いながら、祈りながら滑らせていただきました」
――萬斎さんと共演してどうだったか。
「とにかく緊張がすごかったです。やっぱりSEIMEIに関しては特に、何か威厳のようなものを常に背後から感じながら、決してミスをすることができないというプレッシャーとともに、本当にオリンピックかなと思うぐらい緊張しながら滑りましたし。ボレロに関しては、僕が使ったことない曲で、フィギュアスケーターとしては伝説のアイスダンスの演技がやっぱりあるわけで、(振り付け担当も)すごく難しいとはおっしゃっていたんですけれども、萬斎さんのボレロとして、僕らもいろんな振りと所作を入れて。この共演でしかできないボレロになったんではないかなという手応えはありました」
――皆さん質問がたくさんあると思うので、代表質問は以上にします。
「なかったりして(笑)」