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桃田賢斗「今年のテーマはスピード」 収穫強調も課題は…「どこまで持続できるか」

スピードには手応えも、課題は持続性と耐久力

 桃田は、世界トップクラスの技術を誇り、特にレシーブを得意としている。攻めてくる相手が連続攻撃をイメージしたところで、ネット前へ鋭くシャトルを落とし、攻守交代に持ち込む。しかし、世界選手権を制して世界ランク1位にもなった昨季の終盤からは、ネット前へのショットを警戒されて苦戦する場面も見られた。レシーブからの展開だけでなく、自ら攻めて点を取る姿勢も見せなければ、勢いに乗った相手に押し切られるパターンが生まれることは否定できない。


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 その点、フットワークや打球のスピードを上げて、相手に攻撃のチャンスを与えない戦い方で強敵を圧倒できたことは収穫だ。一方、1時間を超えた決勝戦で競り負けたことで、スピードを上げて戦った場合の持続性、耐久力という新たな課題も見えてきた。

 次戦は、2月26日開幕のドイツオープンを予定。続けて翌週の全英オープンに出場する。今回出場したマレーシア、インドネシアの大会は、BWF(国際バドミントン連盟)ワールドツアーのスーパー500。ドイツは、スーパー300。全英は、最上級のスーパー1000の格付けで、今季最初のビッグイベントとなる。高めたプレースピードを持続させ、最後まで勝ち切れるか。2020年東京五輪に向けた進化を図る。

(平野 貴也 / Takaya Hirano)




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