[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

女子マラソン残り800m大逆転に「なんて元気なの、小林香菜さん」 スタジオ騒然、増田明美は絶賛

9月の東京世界陸上代表選考を兼ねた大阪国際女子マラソンが26日、大阪・ヤンマーフィールド長居発着の42.195キロで行われた。日本人トップは小林香菜(大塚製薬)。残り800メートルでパリ五輪代表・鈴木優花に追いつき、そのまま抜き去って2位でゴールした。2時間21分19秒。大会公式YouTubeでスタジオ解説していた増田明美さんらも驚きを隠せなかった。

大阪国際女子マラソン、日本勢トップの2位でゴールした小林香菜【写真:中戸川知世】
大阪国際女子マラソン、日本勢トップの2位でゴールした小林香菜【写真:中戸川知世】

大阪国際女子マラソン

 9月の東京世界陸上代表選考を兼ねた大阪国際女子マラソンが26日、大阪・ヤンマーフィールド長居発着の42.195キロで行われた。日本人トップは小林香菜(大塚製薬)。残り800メートルでパリ五輪代表・鈴木優花に追いつき、そのまま抜き去って2位でゴールした。2時間21分19秒。大会公式YouTubeでスタジオ解説していた増田明美さんらも驚きを隠せなかった。

 レースは鈴木が40キロ時点でも日本人トップを快走。しかし、一度はペースが落ちたとみられた小林が衝撃の追い上げを見せた。ひたひたと鈴木に迫り、残り800メートルで並ぶとそのまま追い抜く。日本人トップの2位でフィニッシュした。レース後は涙も見せた。

 すり足のような独特のピッチ走法が特徴の23歳。早大時代にランニングサークルに所属し、卒業後に大塚製薬入りした実業団ルーキーだ。大会公式YouTubeで解説していた増田明美さんは「2位争いがすごいわこりゃ」「なんて元気なの、小林香菜さん」とレース展開に驚き、小林を絶賛。「まさかこんなレースになるとは」「早稲田大学の同好会、サークルでやってた選手が、こうしてね」と驚きを隠せないでいた。

 競技場に入る直前、800メートルの所で追いついた際には、ゲストの森脇健児も目を丸くして驚くなど、スタジオが騒然となった。小林はレース後、「ちょっとまだ実感なくて、訳がわからないです。タイムいくつですか?」と自分でも信じられない様子。ラスト800メートルの逆転については「沿道の知り合いの方から『前バテているからいけるよ』と教えていただいて、勇気が出ました」とコメントしている。

(THE ANSWER編集部)



W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
CW-X
ABEMA 学割
Seiko HEART BEAT Magazine
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集