大型補強ドジャースへの不満に「それは馬鹿げている」 36歳右腕が大谷を例に説明「彼は日本から…」
米大リーグ・ドジャースは17日(日本時間18日)に佐々木朗希投手、19日にはリリーフのタナー・スコット投手との契約を発表した。一昨年の大谷翔平投手と山本由伸投手に続く大型補強を進めている。広がる戦力格差に一部では不満も。そんな愚痴のような声にドジャースからFAとなっている36歳のジョー・ケリー投手が反応している。

米ポッドキャスト番組に出演
米大リーグ・ドジャースは17日(日本時間18日)に佐々木朗希投手、19日にはリリーフのタナー・スコット投手との契約を発表した。一昨年の大谷翔平投手と山本由伸投手に続く大型補強を進めている。広がる戦力格差に一部では不満も。そんな愚痴のような声にドジャースからFAとなっている36歳のジョー・ケリー投手が反応している。
ケリーは米国のポッドキャスト番組「ベースボール・イズント・ボーリング」に出演。公式Xが「緊急ポッドキャスト:ジョー・ケリーがドジャースに愚痴をこぼす人たちにメッセージ」と記し、動画を公開した。そこでケリーはこう話した。
まず、「文句を言っているファンのためにシンプルに説明しよう。どのチームもショウヘイ・オオタニという選手に10ドルを支払うことができるとする」と最初に大谷を例に説明を始めた。
「彼は日本からやってきます。グーグルで”アメリカで訪れるべき場所”と検索したら、ミネソタ、ピッツバーグは出てこない。ミルウォーキーも出てこないでしょう。全チームがショウヘイに10ドル支払うことができるとしても、彼は『ああ、ミルウォーキーで10ドル稼ごう』と思うことはありえないだろう」
金額の条件が同じだと、場所で選ぶというのがケリーの持論。続けて、「ドジャースは毎年のように優勝している。10ドルもらって負けるチームに行くより勝てるチームに行く方がいいよね」と強調した。
「自分だったら、住みやすい場所で優勝するチームに行きたいと思う。だから1ドルしか稼げないとしたら、わざわざ負けるチームに行こうとは思わない。それは馬鹿げているよね」
大型補強が起こるたびに上がる一部ファンの戦力均衡の声。ケリーは持論を約2分間力説し続けた。
(THE ANSWER編集部)