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女子ゴルフ桑木志帆、メジャー初Vに「えぇ~あまり実感が…」 完全Vで感無量「最高です!」

女子ゴルフの国内ツアー最終戦・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップは24日、宮崎CC(6497ヤード、パー72)で行われ、3打差の単独首位で出た21歳の桑木志帆(大和ハウス工業)が通算12アンダーで制した。3バーディー、3ボギーの72で回り、3か月ぶりのツアー通算3勝目&初の国内メジャー制覇。猛追を受けながら1打差で逃げ切り、初日から首位を譲らない完全優勝となった。

JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップを制した桑木志帆【写真:Getty Images】
JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップを制した桑木志帆【写真:Getty Images】

JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ

 女子ゴルフの国内ツアー最終戦・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップは24日、宮崎CC(6497ヤード、パー72)で行われ、3打差の単独首位で出た21歳の桑木志帆(大和ハウス工業)が通算12アンダーで制した。3バーディー、3ボギーの72で回り、3か月ぶりのツアー通算3勝目&初の国内メジャー制覇。猛追を受けながら1打差で逃げ切り、初日から首位を譲らない完全優勝となった。

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 苦しい最終日を戦い抜いた。桑木は出だしの1番でボギー。3番でも1つ落とした。一方、5打差の3位で出た小祝さくらが前半4バーディーで1打差の2位と猛追した。しかし、桑木も6番から3連続バーディー。単独首位で折り返すと、パーを並べた。先に上がった小祝と2打差で最終18番パー4へ。第1打を右バンカーに入れたが、第2打をフェアウェーに戻した。

 第3打をピン奥につけ、パーパットを外したが、約10センチのウィニングパットを入れると、両拳を突き上げた。女子プロ仲間や関係者と次々にハグ。新女王に祝福の拍手が注がれた。優勝インタビューでは「まだ実感がないです」と笑顔。こう続けた。

「苦しい展開だったけど、オーバーだけ打ちたくない気持ちだった。思い描いた通りのゴルフじゃなかったけど、まだまだいけるぞと気持ちを切り替えた。今週はパットの調子が凄くよかったので自信を持って打てた。本当に嬉しいです。(メジャー初Vは)えぇ~、なんかあまり実感がないけど、凄く嬉しいです。最高です! また来年も日本ツアーで頑張るので初戦からしっかり飛ばしたい」

 桑木は2021年6月のプロテストに合格。昨年は2位に2度入り、今季も6月途中までトップ10入り7度をマークした。6月最終週の資生堂レディスで悲願の初優勝に涙。8月に2勝目を挙げるなどメルセデス・ランクは6位と躍進し、メジャー初優勝を掴み取った。

(THE ANSWER編集部)


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