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侍J戦の中継で「リスペクトが凄い」と話題 自ら発案したチェコ代表監督が明かす特別ユニの真意

野球の国際試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 日本vsチェコ」に出場したチェコ代表は12日、台湾経由で帰国した。9、10日と行われた2試合は日本代表「侍ジャパン」が連勝したものの、グラウンドの内外でチェコ代表選手が見せた日本への敬意あふれる振る舞いも話題となった。ユニホームには日の丸が入っており、SNSでも話題に。パベル・ハジム監督がその真意を明かした。

チェコ代表のパベル・ハジム監督【写真:小林靖】
チェコ代表のパベル・ハジム監督【写真:小林靖】

チェコのユニホームに注目

 野球の国際試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 日本vsチェコ」に出場したチェコ代表は12日、台湾経由で帰国した。9、10日と行われた2試合は日本代表「侍ジャパン」が連勝したものの、グラウンドの内外でチェコ代表選手が見せた日本への敬意あふれる振る舞いも話題となった。ユニホームには日の丸が入っており、SNSでも話題に。パベル・ハジム監督がその真意を明かした。

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 チェコのユニホームに日の丸が隠れていた。濃紺のシャツの左胸部分。「CHESKO」の上をよく見ると、日本とチェコの国旗と、台湾の五輪委員会旗が並んでいた。今回のアジア遠征で対戦した2チームに敬意を表す特製品。ルカシュ・エルツォリ投手とともに発案したというハジム監督は「友情を示したかったのと、思い出のためです。これは特別なユニホームなんです」とその意図を明かす。

 53歳の指揮官は「素晴らしい気持ちです。私は日本からの友好と協力を感じています。個人的には(日本の)弟であるように感じています。私たちは日本野球界からの保護を感じています。日本のファンからの愛を感じています。信じられない、素晴らしい気持ちです」と温かいサポートに感激。10日の試合後会見では日の丸の鉢巻を巻き、「ニッポン、アリガトウゴザイマス」と日本語で感謝した。

 チェコといえば、昨年春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本と対戦し、爽やかで懸命な戦いぶりが話題となった。誠実な人柄でも人気に。以降、栗山英樹前日本代表監督がチェコを訪問するなど日本との交流が続き、友好国の一つとなっている。試合中継で日の丸の“仕掛け”に気づいたX上の日本人ファンからは「リスペクトの心が凄いなぁ」「友情の印」と注目の声が上がっていた。

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)


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