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4年ぶり優勝のタカマツ、ビッグタイトルも通過点強調 「東京五輪でV2が最後の目標」

ビッグタイトルも2020年への通過点強調

 世界選手権の優勝ペアと、年間成績の上位ペアの計8組しか出場できない大会で、2人は全勝優勝を飾った。しかし、高橋は「ビッグタイトル? そうなのかという感じ。世界選手権とかも、あまりタイトルに執着していない。東京五輪で2連覇が、バドミントン人生最後の目標」と話し、試合内容や4年前とは異なる全勝(前回はグループリーグ第3戦で敗戦)については素直に喜んだが、大きな目標に向けての通過点に過ぎないとの考え方も示した。


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 今大会では、高橋が後衛から様々な球を打ち分けて相手の選択肢を絞り込み、返球を予測した松友がネット前で仕留める形が多かったが、2人とも「これ(が得意)という形は、自分たちにはない」と強調した。得意な形をどう出すか、相手の特長をどう封じるかが普通の戦略だが、2人はパターンの変化への対応力をテーマに置いている。その点、グループリーグで破った中国ペアと準決勝で再戦した際には、相手がやり方を変えて来たことに面白みを感じ、撃破できた喜びをにじませていた。

 相手の狙いさえ分かれば、攻略できるパターンへと2人が共通認識を持って、その場で変化させていく――。五輪連覇に向けての進化は、モチベーション低下による苦難の時を経て、結果を伴い、形が見えてきた。

(平野 貴也 / Takaya Hirano)




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