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「タカマツ」対「フジカキ」― 五輪の金銀ペア対決があす5年ぶりに実現

高橋、松友にとっては、かつて追いかけた先輩たちとの再戦となる【写真:平野貴也】
高橋、松友にとっては、かつて追いかけた先輩たちとの再戦となる【写真:平野貴也】

タカマツにとってはかつて追いかけた先輩との再戦

 一方、高橋、松友にとっては、かつて追いかけた先輩たちとの再戦となる。高橋は「(日本代表で)フジカキペア、スエマエペア(2008年の北京五輪で日本勢初の4強入りを果たした末綱聡子、前田美順組)、松尾静香・内藤真実ペアがいたときは、自分たちは年齢も実力も一番下。その3ペアに勝ちたいという気持ちが一番出てきたのが、この全日本総合。(2011年に)勝って優勝したのが、自分たちの飛躍の始まり。3ペアがいなければ、私たちはここまで強くなれていないと思う。感謝の気持ちを持って互いに全力でプレーできたら良いと思う」と話し、松友も「初めて代表に入って来たときに、ずっと一緒に経験させてもらって、教えてもらった先輩。これで最後の大会と聞いている。自分たちのプレーを出して、楽しんで出来たらと思う」と意気込みを語った。


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「タカマツ」ペアが金メダルを獲得したリオ五輪以降、日本のバドミントン界は大きな注目を集めているが、北京で4強、ロンドンで銀という成績が、世界のトップに挑戦できる位置まで日本を引き上げた経緯がある。立ち位置を代えて実現するメダリスト対決は、日本が強豪に成長した歴史の詰まった一戦となる。

(平野 貴也 / Takaya Hirano)


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