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大谷翔平、103年前の伝説更新の驚異的ペース 1年目イチロー超え&トリプルスリーも可能

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地ナショナルズ戦に「2番・DH」で先発出場。6打数3安打2打点で11-2の勝利に貢献した。この日の安打は全て二塁打。両リーグトップを独走する今季14本目となり、メジャー記録を大幅に上回る年間87本ペースとなった。塁打数でも、このままならベーブ・ルースが持つ伝説の記録に届くほどの爆発ぶりだ。

敵地ナショナルズ戦に先発出場したドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
敵地ナショナルズ戦に先発出場したドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

二塁打でも歴代記録を大きく上回る87本ペース

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地ナショナルズ戦に「2番・DH」で先発出場。6打数3安打2打点で11-2の勝利に貢献した。この日の安打は全て二塁打。両リーグトップを独走する今季14本目となり、メジャー記録を大幅に上回る年間87本ペースとなった。塁打数でも、このままならベーブ・ルースが持つ伝説の記録に届くほどの爆発ぶりだ。


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 大谷のバットが止まらない。初回1死の第1打席で右中間を破る二塁打を放つと、8回1死三塁の第5打席でも強烈なライナーを右中間に運んで適時二塁打。さらに9回には2死一、三塁の打席で左中間フェンスに直撃する適時二塁打を放った。二塁打はこれで今季14本目。9戦連続安打、22戦連続出塁もマークしている。打率は.371に上昇。OPS(1.128)、長打率(.695)とともに両リーグトップだ。

 二塁打(14)、安打(39)、長打(21)、塁打(73)もメジャー最多。162試合に換算すると、二塁打は87本ペース。メジャー記録は1931年にアール・ウェッブがマークした67本で、まだ26試合だが、大きく上回る衝撃的なペースだ。このままいけば243安打で、メジャー移籍1年目のイチロー氏が2001年記録した242安打を超え、歴代トップ10に入る。

 長打、塁打の歴代記録を持つのはあのベーブ・ルースだ。1921年に長打119本をマークし、塁打は457を数える。大谷はシーズン換算で長打130本、塁打454。100年以上更新されていない記録を射程圏内に捉えている。なお、本塁打は37本、盗塁は31個と、3割30本30盗塁の“トリプルスリー”も達成可能なペースだ。

(THE ANSWER編集部)



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