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躍進の三原舞依、国際スケート連盟も注目 フリー日本歴代最高点「146.17」の価値とは

平昌五輪、出場2枠奪取へ「プレゼンテーション磨きたい」…バレエのコース参加も

 自身の演技では優勝をかけ、女子フリーに出場。「ショートプログラムの時は考えすぎることなく、普段通り滑れました。ただ、フリーではチーム・ジャパン最後の滑走で、私の出来が総合結果を左右する状況でした。チームのみんながいい仕事をして1位につけていました。だから、『ミスをしたり、みんなの努力を無駄にはできない』と思い、ナーバスになりました」と話した。

 それでも「素晴らしい演技で146点でしたね」とインタビュアーに言われると「とても驚きました。いつも140点を超えたいと思っていました。ただ、146点も取れるとは思ってもいなかった。本当に嬉しかったです」と心境を吐露した。

 さらに、いい形で大会を終えたことが来季にとんな意味を持つかについては「来季はオリンピックシーズンです。出場枠を争わなければいけません。来季へ向けての第一歩として、シーズン最後の大会で良い滑りができて、とても満足しています」と話した。平昌五輪は女子2枠という狭き門だが、価値あるフリー日本歴代最高得点によって、競争突破に向け、手応えをつかんだようだ。

 そうなると、大事になってくるのは、この夏にどれだけレベルアップできるかだ。「プレゼンテーションを磨きたいので、バレエのコースに参加したり、挑戦していきます。目標は自分のプレゼンテーションを、他のトップスケーターたちと競えるレベルまで向上させることなので、日々の練習から姿勢や表現力に注意を払っていきたいです」と課題を挙げた。

 宮原知子、樋口新葉、本郷理華ら、ライバルとしのぎを削っていくが、成長著しい17歳も注目の一人だ。

【了】

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer


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