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井上尚弥のライバルは誰!? 英誌が残るWBSS3試合を徹底分析「接戦必至の状況だ」

ボクシングWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)はワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級1回戦で元WBAスーパー王者のフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)をわずか70秒で沈めた。バンタム級統一へ一歩前進した「The Monster」だが、その他の選手たちも続々と初戦を迎える。井上のライバルは一体誰になるのか――。英ボクシング専門誌「ボクシングマンスリー」がその他の3試合をプレビューしている。

井上尚弥【写真:荒川祐史】
井上尚弥【写真:荒川祐史】

英専門誌がWBSSバンタム級の残り3試合をプレビュー

 ボクシングWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)はワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級1回戦で元WBAスーパー王者のフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)をわずか70秒で沈めた。バンタム級統一へ一歩前進した「The Monster」だが、その他の選手たちも続々と初戦を迎える。井上のライバルは一体誰になるのか――。英ボクシング専門誌「ボクシングマンスリー」が3試合をプレビューしている。


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 同誌は「WBSSプレビュー:バンタム級マッチ」と見出しを打ち、他の3試合を特集。「WBSSのセカンドシーズンは先週末、“ザ・モンスター”ナオヤ・イノウエが超満員の観衆となったヨコハマでフアン・カルロス・パヤノをノックアウトする一戦で幕開け」と記し、「優勝候補のイノウエが破壊力を見せつけたが、3人の世界王者による準決勝をかけた残り3試合は、接戦必至の状況だ」とプレビューを展開している。

 まずは現地時間13日にロシア・エカテリンブルクで行われる“11秒KO男”WBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)と4戦全勝のアマエリート、ミーシャ・アロイヤン(ロシア)のタイトルマッチだ。

「ともにサウスポーゆえ、型にはまった試合ではなく、前半からアロイヤンがリズムに乗ったベストパフォーマンスで王者を慌てさせるような見応えある展開になるだろう。後半はテテが持ち直し、強力なリーチとパワーで追い込み、第8ラウンドあたりで決着がつくことになるだろう」とテテの勝利を予想している。

 続いて米オーランドで現地時間20日に行われるIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と同級3位ジェイソン・モロニー(オーストラリア)の全勝対決だ。

「机上では互角の勝負となるが、私はロドリゲスをこの大会のダークホースとして推している。試合会場がオーランドということもあり、プエルトリコ出身のロドリゲスには観客の後押しもあるだろう。私の予想ではロドリゲスが中盤あたりでモロニーを止め、勝利する」

 井上の最大のライバルとも目されているロドリゲスが勝ち上がり、準決勝で井上との対戦を予想している。

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