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女子バスケ日本で「本当に有能」とFIBAに称賛された28歳 小柄でも長身カナダ翻弄「実に強みだ」

パリ五輪出場権をかけた女子バスケットボールの世界最終予選・最終戦が11日にハンガリーのショプロンで行われ、世界ランク9位の日本代表は同5位カナダに86-82で勝ち、3大会連続の五輪出場を決めた。最終クォーター(Q)残り39.7秒で、山本麻衣がショットクロック寸前で取った執念の得点が話題になった一方、国際バスケットボール連盟(FIBA)は「オールスター5」に選出された宮崎早織も「本当に有能だった」と絶賛している。

カナダ戦でレイアップシュートを放つ日本の宮崎早織【写真:(C)FIBA】
カナダ戦でレイアップシュートを放つ日本の宮崎早織【写真:(C)FIBA】

パリ五輪出場権を懸けた世界最終予選

 パリ五輪出場権をかけた女子バスケットボールの世界最終予選・最終戦が11日にハンガリーのショプロンで行われ、世界ランク9位の日本代表は同5位カナダに86-82で勝ち、3大会連続の五輪出場を決めた。最終クォーター(Q)残り39.7秒で、山本麻衣がショットクロック寸前で取った執念の得点が話題になった一方、国際バスケットボール連盟(FIBA)は「オールスター5」に選出された宮崎早織も「本当に有能だった」と絶賛している。


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 21得点でチーム最多タイだった山本らと、アカツキジャパンを牽引した。カナダ戦で宮崎は序盤からスピードを活かし、積極的にドライブで敵陣を切り裂いた。フィールドゴール成功率は63.6%。うち2点シュートは7本中7本成功の100%だった。167センチと小柄だが、平均180センチを超えるカナダを翻弄。16得点、4アシストをマークした。

 FIBAは公式サイトに「日本のエース、マイ・ヤマモトがショプロンでTISSOT MVPを受賞」との見出しで記事を掲載。「ヤマモトは日本のチームメイト、サオリ・ミヤザキ、そしてカナダのケイラ・アレクサンダー、スペインのラケル・カレラ、ハンガリーのドルカ・ユハースとともにオールスターファイブに加わった」と28歳の宮崎がオールスター5に選出されたことを紹介し、こう続けている。

「ミヤザキは本当に有能だった。彼女とヤマモトのデュオはバックコートにおいて、日本にとっての実に強みだった」

 今大会は各グループ4チームが参加。総当たりのリーグ戦を行い、上位3チームに五輪出場権が与えられる。“死のグループ”とも評されたハンガリー会場では、最終戦の前の時点で全チームが1勝1敗で並んでいたが、最終的に日本、カナダ、スペインが五輪出場権を手にした。

(THE ANSWER編集部)



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