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大谷翔平ら獲得でも「カーショー抜きでは間違い」 番記者が歓喜した「史上最高のオフ」の主張

米大リーグ・ドジャースとクレイトン・カーショー投手が再契約を結ぶことで合意したと米メディアが一斉に報じた。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」によると、1年契約で2025年の選手オプションが付くという。ドジャース一筋16年のベテラン左腕の帰還に、専門メディアの番記者も歓喜。大谷翔平、山本由伸両投手ら大型補強を敢行した今オフを「史上最高」と評しながらも、「カーショー抜きでは間違っていると感じる」と存在感の大きさを強調した。

クレイトン・カーショー【写真:Getty Images】
クレイトン・カーショー【写真:Getty Images】

通算210勝のカーショーはドジャース一筋16年

 米大リーグ・ドジャースとクレイトン・カーショー投手が再契約を結ぶことで合意したと米メディアが一斉に報じた。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」によると、1年契約で2025年の選手オプションが付くという。ドジャース一筋16年のベテラン左腕の帰還に、専門メディアの番記者も歓喜。大谷翔平、山本由伸両投手ら大型補強を敢行した今オフを「史上最高」と評しながらも、「カーショー抜きでは間違っていると感じる」と存在感の大きさを強調した。


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 カーショーは通算210勝、通算防御率2.48、サイ・ヤング賞3回、最多勝3回、最優秀防御率5回、リーグMVP1回など輝かしい実績を誇るレジェンド左腕。今年で36歳を迎えるベテランはここまで16年のキャリアをドジャース一筋で過ごしてきた。今オフはフリーエージェント(FA)として迎えたが、17年目も慣れ親しんだドジャーブルーに袖を通すことになるようだ。

 米専門メディア「ドジャース・ネーション」公式Xは「ドジャースの歴史的なオフシーズンはクレイトン・カーショーのロサンゼルス復帰で締めくくらなくてはならなかった、17年目がやって来る」と記し、番記者のダグ・マケイン氏が見解を語る動画を投稿した。

 マケイン氏は「このオフにアンドリュー・フリードマン(編成本部長)やドジャース球団がしてきた全ての素晴らしいこと、野球史上最高のオフシーズンといえるこの探求も、クレイトン・カーショー抜きでは間違っていると感じただろう」と存在の大きさを力説。16年間にわたり、ドジャースの「礎、柱」として今の常勝球団を築き上げてきたカーショーが「ある意味、このオフシーズンを実現させた」と主張した。“勝てるチーム”という印象が、FA選手を惹きつけたとの見方だ。

 ドジャースは今オフ、大谷と10年7億ドル(約1014億円=発表当時)、山本と12年総額3億2500万ドル(約463億円=同)の大型契約を結ぶなど異次元の補強を進めてきた。カーショーは昨季、左肩痛により一時離脱したものの、24試合に先発して13勝5敗、防御率2.46と好投。オフに左肩の手術を受け、復帰は最短でも夏頃と見られているが、球団を代表するレジェンドの復帰は戦力以上の意味を持つようだ。

(THE ANSWER編集部)



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