大谷はドジャースと契約

　米大リーグ・ドジャースに加入する大谷翔平投手は、10年総額7億ドル（約1014億円）の契約であると米メディアに報じられている。しかし、そのうち6億8000万ドル（約986億円）が後払いとなり、来季以降の年俸200万ドル（約2億9000万円）であるともされている。これに元NFL選手もジョークを飛ばして反応。「最大の疑問」に米ファンからも反響が集まっている。

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　米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が報じたところによると、大谷は年俸7000万ドルのうち、6800万ドル（約986億円）を後払いにするという。来季以降の年俸は200万ドル（約2億9000万円）となる見込みで、契約が終了する2034～43年に残りの金額が支払われることになるという。ドジャースが選手強化を行いやすくなる提案が大谷側からあったとされ、話題になった。

　チーフスなどでプレーした元NFL選手ミッチェル・シュワルツ氏は、自身のXでジョークを飛ばした。「オオタニについての最大の疑問は、たった年俸200万ドルでどうやってLAで生活するのかだ」との文面。税金が高いことで知られるロサンゼルスでは暮らしていけないとの内容を示唆し、冗談交じりに驚きを記した。

　大谷には契約金以外の収入もあるため、心配の必要はないと見られている。米ファンも「他のスポンサーやブランドとの契約から年間5000万ドルを得ていなければ、無理だね」「宣伝活動で何千万ドルももらっているよ！」「アメックス（カード）のプラチナーカードで（暮らしていける）」「僕が彼に住宅ローンを貸してあげる」「おいおい、君はこんなことを言うよりもっと賢いだろう」などと様々なコメントが書き込まれた。

　シュワルツ氏は別の投稿で「私が、彼がこれまでのキャリアで野球とマーケティング両方でお金を稼げなかったと思っているかのように反応する人の多さに驚いた」と万人にはジョークが通じなかったことに反応していた。