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1万人に迫る観客数に「驚いた」 日本代表ホーキンソン、来日当初の想像超えた“バスケ人気”を実感

2023-24シーズンの折り返しを迎えようとしているバスケットボールB1リーグは17日、中地区4位のサンロッカーズ渋谷が有明コロシアムで初のホームゲームを開催し、同3位の川崎ブレイブサンダースをオーバータイムの激闘の末に79-78で破り勝利を収めた。クラブ史上最多となる9668人の大観衆の前でプレーしたジョシュ・ホーキンソンは、日本で高まるバスケットボール人気に正直な胸の内を明かしている。

サンロッカーズ渋谷が有明コロシアムでBリーグを初開催。川崎ブレイブサンダースを相手に、ホーキンソン(中央)は15得点7リバウンドの活躍を見せた【写真:B.LEAGUE】
サンロッカーズ渋谷が有明コロシアムでBリーグを初開催。川崎ブレイブサンダースを相手に、ホーキンソン(中央)は15得点7リバウンドの活躍を見せた【写真:B.LEAGUE】

サンロッカーズ渋谷が有明コロシアムでBリーグ初開催、クラブ史上最多9668人の入場者数を記録

 2023-24シーズンの折り返しを迎えようとしているバスケットボールB1リーグは17日、中地区4位のサンロッカーズ渋谷が有明コロシアムで初のホームゲームを開催し、同3位の川崎ブレイブサンダースをオーバータイムの激闘の末に79-78で破り勝利を収めた。クラブ史上最多となる9668人の大観衆の前でプレーしたジョシュ・ホーキンソンは、日本で高まるバスケットボール人気に正直な胸の内を明かしている。


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 SR渋谷は第3クォーター(Q)に最大12点差のビハインドを負ったが、第4Qに入ってアンソニー・クレモンズや田中大貴などの3ポイント攻勢で追いすがると、残り時間わずかとなったところで、味方の外れたシュートを掴んだライアン・ケリーがアキ・チェンバースへのパスを選択。チェンバースが起死回生の3ポイントシュートを決め、残り0.9秒でSR渋谷が68-68の同点に追いついた。オーバータイムでも流れを保ったSR渋谷は、クラブ歴代最多となる9668人の大観衆の前で、劇的な勝利を飾ってみせた。

 この試合でSR渋谷は、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ(ソニック)」をはじめとするセガのゲームキャラクターをあしらった、ブルー(セガのブランドカラー)を基調としたサードユニフォームを着用。チームカラーであるイエローをベースとした装飾が目立つ青山学院記念館での試合とは、かなり趣の異なるホームゲームとなった。15得点7リバウンドの活躍を見せ勝利に貢献したホーキンソンは試合後、有明コロシアムに集まった大観衆についてのコメントも残している。

「普段、試合をしている青山学院記念館も素晴らしい場所ですが、やはりキャパシティには限りがあって、4000人ほどで満員になってしまう試合もありました。そうした中で、今までチケットを買えなかった方も多くいらっしゃったと思います。今日の試合では1万人以上を集められる会場でもありましたので、今まで来られなかった方々も訪れたからこそ、今日のような雰囲気を作ることができたと思います。

 日本に来た頃、1万人に届こうかというほどに観客が集まるような盛り上がりは、正直感じていませんでした。平日にもかかわらず、これだけの人たちが集まったということも含めて、来日から今日に至るまでの、今の日本でのバスケットの盛り上がりや、その伸びについても驚いています」

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