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大谷翔平が呼んだ大観衆に「緊張して震え始めたよ」 八村塁がLA共演を回顧「とにかく人が…」

米大リーグのドジャースが大谷翔平投手と契約したことについて、NBAのレイカーズに所属する八村塁が地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のインタビューに応じている。昨年7月に当時大谷が所属したエンゼルス戦で始球式を務めた当時を「緊張して、震えはじめた」と振り返り、アスリートとしての大谷を「本当に誇りに思う」「私のモチベーション」と絶賛した。

八村塁【写真:ロイター】
八村塁【写真:ロイター】

昨年7月、八村は大谷が見守る前でマウンドに立った

 米大リーグのドジャースが大谷翔平投手と契約したことについて、NBAのレイカーズに所属する八村塁が地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のインタビューに応じている。昨年7月に当時大谷が所属したエンゼルス戦で始球式を務めた当時を「緊張して、震えはじめた」と振り返り、アスリートとしての大谷を「本当に誇りに思う」「私のモチベーション」と絶賛した。


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 八村が大谷の前でマウンドに上がったのは、昨年7月8日(日本時間9日)にドジャースタジアムで行われたドジャースとエンゼルスの試合前のこと。記事は「ドジャースタジアムで行われた始球式に向けて準備しながら、ハチムラは観客に声援を促した。一塁線で、エンゼルスのスターであるショウヘイ・オオタニがストレッチを一旦止めて、見守っていることに気づいた」と振り返りながら、八村の言葉を紹介している。

「緊張していたよ。とんでもないことになるとは思ってなかったけど、とにかく人が多かった」「ショウヘイのせいで大事な試合だってことをすっかり忘れていた……。緊張して、震え始めたよ」

 背番号8のユニホームをまとった八村は、そんな中でも左耳に手を当てて観客を煽りながら、デーブ・ロバーツ監督を相手にノーバウンド投球を披露した。

 さらに八村は「私はアスリートとして日本人であることを誇りに思う。日本で生まれ育ち、世界トップリーグであるNBAでプレーするためにアメリカにやって来た」と語る。同じく世界最高峰の大リーグでプレーする大谷について「スポーツは違うけど、私は世界最大の組織の一つであるレイカーズに所属している」とした上で「彼もそう。野球のトップリーグで、ドジャースは最大の組織の一つだ。日本人として私は彼を本当に誇りに思うしうれしい。実際、彼は私のモチベーションになっている」とシンパシーを感じているようだ。

 記事は「オオタニがドジャースのユニホームを着ることで、2人の日本最大のスターが同じ街にいることになり、ハチムラはさらに野球について考えることを期待している」と指摘。八村も「彼(大谷)は私の考え方を持っていて、常に最高になろうとしている」と2人の共通点を口にした。「私はここで長くプレーしたいし、この組織の一員でありたい。私たちは最高になれるようお互いに刺激し合うことができる」。2人がつむぐ物語にも注目だ。

(THE ANSWER編集部)

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