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がん公表から8年目で“復帰” 元大宮DF塚本泰史「諦めずに続けて良かった」

闘病とリハビリを乗り越え、ついにピッチに立った。大宮アルディージャのクラブ創立20周年記念OBマッチが24日に行われ、大宮OBが2-1で浦和OBに勝利した。中でも、NACK5スタジアム大宮に駆け付けたファン、サポーターから拍手と声援を受けたのは、闘病からの「復帰」の場となった大宮の塚本泰史アンバサダーだった。

大宮アルディージャのクラブ創立20周年記念OBマッチに出場した塚本アンバサダー【写真:平野貴也】
大宮アルディージャのクラブ創立20周年記念OBマッチに出場した塚本アンバサダー【写真:平野貴也】

2010年シーズン前に罹患を公表

 闘病とリハビリを乗り越え、ついにピッチに立った。大宮アルディージャのクラブ創立20周年記念OBマッチが24日に行われ、大宮OBが2-1で浦和OBに勝利した。中でも、NACK5スタジアム大宮に駆け付けたファン、サポーターから拍手と声援を受けたのは、闘病からの「復帰」の場となった大宮の塚本泰史アンバサダーだった。


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 試合後は「できて当たり前だったことができなくなり、本当に辛かったけど、サポーターの皆さんが、どんなときも支えてくれた。(Jリーグでのプレーに復帰するという)思い描いていた物とは違うかもしれないけど、諦めていたら、皆さんの前で、このスタジアムでサッカーをすることはできなかったと思います。諦めずに走り続けて良かった」と感謝を示した。

 塚本アンバサダーは、浦和東高、駒澤大を経て2008年に加入。2年目の2009年に直接FKを得意とする右DFとして活躍したが、翌年のシーズン開幕前に右大腿骨骨肉腫(骨にできる、がん)の罹患を公表。人工関節の移植手術、抗がん治療を行うため、ピッチを離れた。「もう一度、ピッチに立つ」ことを目標にリハビリとトレーニングを続け、がん公表から8年目、ついにピッチに立った。

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