エンゼルスからドジャースにFA移籍

　米大リーグ・エンゼルスからフリーエージェント（FA）となっている大谷翔平投手が9日（日本時間10日）、自身のインスタグラムでドジャースに移籍すると発表した。複数の米メディアによると10年総額7億ドル（約1014億円）のメジャー史上最高＆北米プロスポーツ最高額となる見込みで、過去のリストを一覧にした画像を米メディアが公開。「誰かがこれを超えることはあるのか（笑）」「とんでもない」と米ファンにも衝撃が走った。

　大谷が圧倒的に“史上最高”となったことが一目瞭然のリストだ。

　米スポーツ専門局「FOXスポーツ」大リーグ専門X（旧ツイッター）では、メジャーリーガーたちの超大型契約を一覧画像で並べた。頂点に立った大谷の「700M」は、2位トラウトの「426.5M」を大幅に上回った。

　ベッツ、ジャッジ、ハーパーなど超一流が並ぶ中、「10年1014億円」は突出している。米ファンも驚きを隠せない様子だ。

「誰かがこれを超えることはあるのか（笑）」
「しばらくの間そのリストのトップに君臨するだろう」
「いつもショウタイムだ」
「なんてこった」
「お金が多すぎる」
「まったくとんでもない」
「オオタニのソーシャルディスタンス」

　米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者は自身のX（旧ツイッター）で「オオタニの契約には、彼の年俸の大半を含む大幅な繰り延べがあるが、関係者によると、このアイデアはオオタニのものだった」「資金の繰り延べにより、ぜいたく税の負担が軽減され、ドジャースがより良いチームを作り上げることができる」、契約には大谷の配慮が込められていると伝えた。