大谷翔平から三振を奪い話題のサトリア、今も日本愛やまず

　今年3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で、スローボールを駆使して大谷翔平投手から三振を奪ったオンジェイ・サトリア投手（チェコ）の“日本愛”にファンの注目が集まっている。チェコ野球連盟の公式X（旧ツイッター）に投稿されたまだ幼い息子の写真には日の丸のハチマキがつけられていた。

　9月に生まれたばかりのサトリアの愛息。その頭には漢字で「根性」と書かれた日の丸柄のハチマキが巻かれていた。インスタグラムに投稿された写真に、チェコ野球連盟がXで脚光。「若い時から始めなくてはならない。オンジェイ・サトリア（多分）　日本語の学校はもう始まっている」と文面に記した。

　これにサトリアも自らのXで「息子よ、よく聞いておくれ。WBCでプレーした電気技師のお話をしてあげるよ」とつぶやいている。ただ、このハチマキはなぜか上下が逆の状態で息子の頭を覆っており、日本のファンからは「ハチマキが逆さまだよ！」とのコメントも。そのほか「かわいい赤ちゃん」「スーパーキュート」という声が上がった。

　チェコ代表のパベル・ハジム監督はWBCの会見に「必勝」と記されたハチマキをして登場したことがあり、すっかり“定番”のアイテムとなっているようだ。

　サトリアは10月にはオリックスの宮城大弥投手とユニホームを交換したという投稿を行っており、今も日本野球に注目している様子。来年3月には侍ジャパンと欧州選抜との強化試合が京セラドームで行われることが決まっており「日本の友達に会うために大阪に来てね」との言葉もあった。