海外実況が「何て走りだ」と絶叫した神騎乗 世界を震撼させた昨年JCに海外再脚光「ワクワクさせる」
競馬の国際G1ジャパンカップ(3歳上、芝2400メートル)が26日、東京・府中市の東京競馬場で発走を迎える。海外からの参戦こそ1頭となったが、世界ランキング1位のイクイノックス(牡4、木村、父キタサンブラック)と今年の牝馬3冠馬リバティアイランド(牝3、中内田、父ドゥラメンテ)が揃って出走予定で、盛り上がりを見せている。注目する海外メディアは実況者が「何て走りだ!」と絶叫した過去の“神騎乗”レースに再脚光。「ワクワクさせるものだった」と振り返っている。
G1ジャパンカップが26日に発走
競馬の国際G1ジャパンカップ(3歳上、芝2400メートル)が26日、東京・府中市の東京競馬場で発走を迎える。海外からの参戦こそ1頭となったが、世界ランキング1位のイクイノックス(牡4、木村、父キタサンブラック)と今年の牝馬3冠馬リバティアイランド(牝3、中内田、父ドゥラメンテ)が揃って出走予定で、盛り上がりを見せている。注目する海外メディアは実況者が「何て走りだ!」と絶叫した過去の“神騎乗”レースに再脚光。「ワクワクさせるものだった」と振り返っている。
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衝撃は色褪せない。今回、海外競馬専門サイト「ワールドホースレーシング」の公式X(旧ツイッター)が「ハッピージャパンカップウィーク!」とつづって公開した動画は、昨年のレース。海外の実況者がスタートから流れを追った。最後の直線は外から2021年のダービー馬シャフリヤール、最内からヴェルトライゼンデが伸びる中、密集した馬群を縫うように抜け出してきたヴェラアズールが突き抜け、真っ先にゴール板を駆け抜けた。
G1初挑戦で初戴冠を果たした馬もさることながら、注目されたのが鞍上のライアン・ムーア騎手。最後の直線まで馬群に包まれ、行く先がことごとく前が壁となる展開だったが、絶体絶命の中で抜群の進路どりを見せて勝ち切った。海外実況者は「ホームに向かって光のように走る!」「終盤のなんて走りだ!」と絶叫して人馬を絶賛。同サイトの投稿も「ヴェラアズールが優勝した昨年のレースはなんてワクワクさせるものだっただろう」と回顧した。
日本の名手・武豊が後のテレビ番組で「なんであそこから出てきたんだ」と舌を巻いたほどの“神騎乗”。今年もムーア騎手は連覇を狙ってヴェラアズールに騎乗予定だ。イクイノックス、リバティアイランドとの対決にも注目が集まる。
(THE ANSWER編集部)