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韓国、劇的な延長サヨナラ白星発進! 明日は日韓戦、指揮官は「韓国最高の投手」の先発明言

アジアプロ野球チャンピオンシップが16日、東京ドームで開幕した。若き侍ジャパンも出場するこの大会。オープニングゲームでは韓国が3-2の延長10回サヨナラでオーストラリアを下した。韓国のリュ・ジュンイル監督は「7回に流れが変わって私たちの方に来た。最後にノ・シファンがヒットを打って嬉しく思う」とサヨナラ打を放った4番を称えた。

オーストラリア戦で指揮する韓国のリュ・ジュンイル監督【写真:荒川祐史】
オーストラリア戦で指揮する韓国のリュ・ジュンイル監督【写真:荒川祐史】

カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023

 アジアプロ野球チャンピオンシップが16日、東京ドームで開幕した。若き侍ジャパンも出場するこの大会。オープニングゲームでは韓国が3-2の延長10回サヨナラでオーストラリアを下した。韓国のリュ・ジュンイル監督は「7回に流れが変わって私たちの方に来た。最後にノ・シファンがヒットを打って嬉しく思う」とサヨナラ打を放った4番を称えた。

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 韓国は19歳の最速160キロ右腕ムン・ドンジュが先発。初回は2四球を与えて2死一、三塁のピンチを迎え、5番キャンベルに中前打を打たれて先制を許した。しかし2回、8番キム・ヒョンジュンの同点適時打で追いつく。1-1の同点で迎えた6回、投球数が100球に近付いていたムン・ドンジュが4番ホールに150キロ速球を右中間席に運ばれる勝ち越しソロを被弾した。

 しかし韓国は8回にキム・ジュウォンの同点タイムリーが生まれると、2-2のまま延長戦に突入。無死一、二塁から始まるタイブレーク制で、韓国はノ・シファンがサヨナラ打。劇的勝利でナインは喜びに浸った。

 試合後の会見でリュ監督は「国際大会において初めて見る投手。タイミングをうまく合わせられなかった」と振り返り、「8回、チェ・スンヨンがうまく抑えてくれた。抑え投手も上手く抑えてくれた。守備もよく、我々の勝利につながったと思う」と勝因を挙げた。

 明日は日韓戦。先発投手は2021年のKBO新人王で、WBCにも出場したイ・ウィリだと明かしたリュ監督は「韓国最高の投手。日本のバッターは良い左打の打者が多い。制球がよければ抑えられる。今夜ビデオで攻略法を模索したい」と語った。ノ・シファンは日本の投手について語り「コントロールが素晴らしい。外角、内角本当に自由自在。レベルの高い変化球を持っている。やり方を私が変えることはないが、どの投手と対戦してもできることに集中し、勝ちたい」と意気込んだ。

(THE ANSWER編集部)


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