大王製紙エリエールレディスが開幕

　女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスが16日、愛媛・エリエールGC松山（6575ヤード、パー71）で開幕。来季シード権獲得を狙う脇元華（GMOインターネットグループ）は4バーディー、ボギーなしの67で回り、4アンダーで初日を終えた。5番ホールでは10メートルを超えるバーディーパットを見事に沈めて、上位グループに浮上。日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）が「完璧な読みでロングパットを沈めてバーディー獲得！」とつづって動画を公開している。

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　流れるように吸い込まれた。インスタートから後半に入り、2アンダーで迎えた5番パー4の第3打。カップまでは10メートルを超える距離が残っていたが、脇元が打った強めのパットは軽いフックラインに乗り、刺さったままのピンに当たりながらカップに消えていった。少しはにかんだ表情の脇元は、おどけるような仕草も見せた。

　JLPGA公式X（旧ツイッター）は「現在メルセデス・ランキング54位、脇元華が完璧な読みでロングパットを沈めてバーディー獲得！」とつづって動画を公開。この1打で3アンダーとした脇元は24位から8位に浮上した。デビュー2年目の2019年に初シードを獲得したものの、翌2020-21年シーズンにシード陥落。シード権奪還に向け、厳しい戦いに挑んでいる。