セリーナ暴言、渦中の主審に全米協会長が謝罪 1度は女王擁護も、事実誤認で
過去20年の4大大会において男子に与えられたペナルティの数は女子の約3倍
ペナルティが与えられる基準について、男女でのダブルスタンダードの存在を公然と批判したが、アダムス会長には重大な事実誤認があったという。
特集では、今回の全米オープンにおけるコードバイオレーションが言い渡された回数は男子が86回に対して、女子は22回。過去20年のグランドスラムでも男子の1534回に対して、女子は526回。実際のところは男子の方がペナルティを受けている事実も伝えている。
グランドスラム優勝23回で米テニス界で絶大な人気を誇るセリーナを擁護したアダムス氏。しかし試合後も女王の振る舞いは物議を醸している。
審判たちがセリーナの試合のジャッジをボイコットする動きが報じられるなど、騒動が拡大している。カルロス主審を擁護する声も高まりを見せる中、アダムス会長は手のひら返しに出た格好だ。
(THE ANSWER編集部)