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最強イクイノックスとの比較は「馬鹿げてる」 海外専門サイトの企画にファン困惑「厳正じゃない」

29日に東京競馬場で行われたG1天皇賞・秋(3歳上、芝2000メートル、11頭立て)で、圧倒的1番人気に支持されたイクイノックス(牡4、木村、父キタサンブラック)が好位から抜け出し、海外を含むG1レース5連勝を果たした。勝ちタイムは1分55秒2。従来のコースレコードを0秒9も上回る驚愕のJRAレコードは国内だけでなく海外ファンをも驚愕させたが、海外専門サイトは「2000メートル」に限定した各国の最高峰レースの映像を並べて比較するという企画に挑戦。海外ファンから「馬鹿げてる」といった反響やイクイノックスを称賛するコメントが集まる中、意外な声も上がっている。

イクイノックス【写真:Getty Images】
イクイノックス【写真:Getty Images】

G1天皇賞・秋で驚愕の日本レコード快勝

 29日に東京競馬場で行われたG1天皇賞・秋(3歳上、芝2000メートル、11頭立て)で、圧倒的1番人気に支持されたイクイノックス(牡4、木村、父キタサンブラック)が好位から抜け出し、海外を含むG1レース5連勝を果たした。勝ちタイムは1分55秒2。従来のコースレコードを0秒9も上回る驚愕のJRAレコードは国内だけでなく海外ファンをも驚愕させたが、海外専門サイトは「2000メートル」に限定した各国の最高峰レースの映像を並べて比較するという企画に挑戦。海外ファンから「馬鹿げてる」といった反響やイクイノックスを称賛するコメントが集まる中、意外な声も上がっている。


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 異次元の競馬で秋初戦を圧勝したイクイノックス。前半1000メートルが57秒7のハイペースでも楽に3番手につけると、難なく直線で抜け出して後続を完封した。後半1000メートルは前半よりわずかに速い57秒5。驚愕のレコード勝ちに東京競馬場に詰めかけたファンはどよめき、そのニュースは瞬時に海外にも知れ渡った。

 その衝撃の大きさを伝えようという意図なのか、海外競馬専門サイト「ワールドホースレーシング」の公式X(旧ツイッター)は「この時がやってきたよね?」「イクイノックスの天皇賞優勝が、2023年に世界中であった他の7つの2000メートルとどう比べられるかを見て!」とつづり、天皇賞・秋を含む各国の「2000メートル」のレースを並べて、スタートを合わせた比較映像を公開した。

 対象となったのはすべてG1レースで、天皇賞・秋以外はオーストラリアンカップ(オーストラリア)、ドバイワールドカップ(UAE)、プリンスオブウェールズステークス(英国)、ケンタッキーダービー(米国)、クイーンエリザベス2世カップ(香港)、チャンピオンステークス(アイルランド)、グランプレミオ・ラティーノアメリカーノ(ブラジル)。もちろん、天皇賞・秋のイクイノックスが真っ先に1位入線し、最も遅かったのはモスターダフが2分5秒95で勝ったプリンスオブウェールズSだった。

 海外ファンからは「世界で最高の馬だ」「よくやったわチャンピオン!」とイクイノックスを称賛する声が上がった一方、芝とダートのレースが混在する時点で比較自体がナンセンスとあって「私はイクイノックスの大ファンだけど、比較は厳正じゃないと思う」「比較できない。違う時期、違うペース、違うグラウンド、違うコース」「日本のレースではいつもすごく速いタイムが出る。この馬が世界最高であることは明らかだけど、グラウンドの状態が違いすぎて比較できない」「ごめんなさい、だけど比べるのは本当に馬鹿げてるわ…」といった反響が寄せられている。

 そんな中で「本当に無駄な比較、ブラジルが2位(笑)」といったファンも。南米はブラジル以外にもアルゼンチンやチリの競馬場で比較的早いタイムが出る傾向があるだけに、意外な注目を集めていた。

(THE ANSWER編集部)

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