レンドン不良債権化にトラウト放出論も…問題だらけのエ軍、米メディア酷評「どん底でさえない」
エンゼルスは112敗アスレチックスと同じ組「ファームは壊滅状態」
「5年でプレーオフ進出可能に?」という第4グループにはタイガース、ロイヤルズ、ナショナルズという今季不振の3チームが格付けされる一方、「2030年までには何だって起こりえる、よね?」という5番手グループにエンゼルスは入り、今季112敗のアスレチックスとともに“暗黒時代確定組”の不名誉な格付けを受けている。
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寸評では「エンゼルスは2014年以降プレーオフ進出を果たすことができていないが、まだどん底に到達してさえいない」と指摘し、借金16の今季より暗い未来が待っていると予想。そして、「彼らは世代を代表するスーパースター(ショウヘイ・オオタニ)を失うことが仮定される上に、もう1人のマイク・トラウトをトレードで放出する機運が高まりを見せている」と看板スターのダブル流出の可能性も触れている。
エンゼルス低迷継続の理由については7年総額2億6000万ドルの契約を残すトラウトが過去3シーズンで半分以上の試合を欠場しているデータに加え、3年1億1570万ドルのアンソニー・レンドン内野手が怪我と不振続きで“給料泥棒”状態であることも指摘した。
さらに「投手陣は凡庸の満載な上に、所有していたトッププロスペクトを放出して今季全力で勝とうとしたことが無惨に失敗したことでファームは壊滅状態」と戦力の乏しさを酷評している。
最後には「どの球団に対してもこの7年以内にプレーオフに絶対出場できないと断定することは、無責任になるだろうが、エンゼルスが本物の優勝候補にトラウトをトレードで出さなければ、彼が引退前にプレーオフの舞台に再び戻ることは予想できない」とし、2030年までのプレーオフ進出を悲観視していた。
格付け企画で最低グループには、唯一ロッキーズが選出されている。
(THE ANSWER編集部)