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女子テニス19歳が試合中に猛抗議 相手の“時間稼ぎ”に怒り「それまで何も言わなかったが…」

テニスの全米オープンは28日(日本時間29日)に女子シングルス1回戦が行われ、第6シードの19歳コリ・ガウフ(アメリカ)が世界ランク121位のラウラ・シグムンド(ドイツ)を3-6、6-3、6-4の逆転で破り、3年連続で初戦突破を果たした。試合中、自身のサービスゲームでレシーブ態勢に入るまでに時間をかけるシグムンドのプレースタイルに対し、審判に猛抗議。「熱狂する観衆を味方にした」と米メディアが報じている。

女子シングルス1回戦に出場したコリ・ガウフ【写真:ロイター】
女子シングルス1回戦に出場したコリ・ガウフ【写真:ロイター】

全米オープンテニス女子シングルス1回戦

 テニスの全米オープンは28日(日本時間29日)に女子シングルス1回戦が行われ、第6シードの19歳コリ・ガウフ(アメリカ)が世界ランク121位のラウラ・シグムンド(ドイツ)を3-6、6-3、6-4の逆転で破り、3年連続で初戦突破を果たした。試合中、自身のサービスゲームでレシーブ態勢に入るまでに時間をかけるシグムンドのプレースタイルに対し、審判に猛抗議。「熱狂する観衆を味方にした」と米メディアが報じている。


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 問題のシーンは最終セットの第4ゲーム。ガウフは3-0でリードした場面で主審に詰め寄った。自身のサービスの際、シグムンドが時間をかけてペースを乱そうとしていることを指摘。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」はこのシーンについて「ガウフはシグムンドがポイント間にどれほど長い時間を使っているかについて、明らかに怒りを示していた。第3セットでは、ガウフがエースを決めるも、シグムンドが両手を上げ、彼女が準備ができていなかったことを示した。ガウフは再びサーブすることを強いられ、判定への不快感を主審に主張した」と報じた。

 同メディアは試合後、ガウフが会見で「彼女は第1セットから時間をオーバーしていたけど私は何も言わなかった。彼女が時間をかけていることに明らかに観客も気づきはじめ、腕時計を示すようなジェスチャーとともに「タイム!」と叫ぶのが聞こえたと思う」と話したことも記した。

 シグムンドは注意を受けた後の第6ゲームにタイムバイオレーションをとられたが、これについても「彼女は第3セットの第6ゲームにガウフのサーブの準備をするのではなく、タオルを取りに行ったことでポイントペナルティを取られた。シグムンドが継続してサーブクロックをギリギリまで使っていたため、ニューヨークの観客は判定に満足したようだ」と伝えている。

(THE ANSWER編集部)

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