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復活V鈴木愛が感無量「ここ2、3年はゴルフを嫌に…」 悩み抜いた2年1か月「続けてよかった」

女子ゴルフの国内ツアー・北海道meijiカップは6日、札幌国際CC島松C(6593ヤード、パー72)で最終日が行われ、1打差の単独首位で出た鈴木愛(セールスフォース)が5バーディー、ボギーなしの67で回り、通算15アンダーで逃げ切り優勝を果たした。2021年7月の資生堂レディス以来、2年1か月ぶりのツアー通算18勝目。29歳の2017、19年賞金女王が復活を印象付けた。桑木志帆(岡山御津CC)が3打差の2位。

北海道meijiカップ最終日、ラウンド中に笑顔をみせる鈴木愛【写真:Getty Images】
北海道meijiカップ最終日、ラウンド中に笑顔をみせる鈴木愛【写真:Getty Images】

国内ツアー・北海道meijiカップ最終日

 女子ゴルフの国内ツアー・北海道meijiカップは6日、札幌国際CC島松C(6593ヤード、パー72)で最終日が行われ、1打差の単独首位で出た鈴木愛(セールスフォース)が5バーディー、ボギーなしの67で回り、通算15アンダーで逃げ切り優勝を果たした。2021年7月の資生堂レディス以来、2年1か月ぶりのツアー通算18勝目。29歳の2017、19年賞金女王が復活を印象付けた。桑木志帆(岡山御津CC)が3打差の2位。


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 鈴木は苦しい優勝争いを勝ち切った。前半はささきしょうこ、川崎春花とデッドヒート。パープレーが続き、首位を譲る瞬間もあったが、8、9番でバーディーを奪って再浮上した。12番で1つ伸ばし、2位と3打差で終盤へ。15番でも1つ伸ばすと、16番は10メートルほどのロングパットをねじ込み、連続バーディーで笑いながら拳を突き上げた。

 最終18番はパー。ウィニングパットを決めると、満面の笑みでバンザイした。同組選手、キャディーと順番にハグ。2年1か月ぶりの歓喜を噛みしめた。優勝スピーチではスポンサー、大会関係者、コース関係者、ボランティア、ギャラリーに感謝。悩み抜いた日々を振り返り、感無量の面持ちでこう語った。

「優勝が凄く久しぶりで2年前に優勝した時もなかなか勝てないゴルフ。ようやく久しぶりに優勝できて本当に嬉しく思います。ここ2、3年は本当にゴルフを嫌になることが多かったけど、続けていてよかった。ファンの皆さん、スポンサーさん、トレーナーさんに支えられた1年。まだ残り半分あるので、また優勝できるように頑張りたいので、応援していただければありがたいと思います。今シーズンもっと優勝できるように頑張ります」

 2度の賞金女王の実績を誇る29歳。しかし昨季は優勝がなくメルセデス・ランキング25位と低迷し、今季も出場15戦のうち7度トップ10に入りながら勝てなかった。同じく首位で最終日を迎えた前週の楽天スーパーレディスは3位だった。

(THE ANSWER編集部)

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