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マドン前監督が主張する大谷翔平残留のための“条件” 「5~6年に一度ではなく、継続的に…」

米大リーグは8月1日(日本時間2日)にトレード期限を迎え、大谷翔平投手が今季中はエンゼルスに残留することが正式に決まった。オフにはフリーエージェント(FA)となるため注目が集まっていた大谷の去就問題。2022年途中までエンゼルスで監督を務めたジョー・マドン氏は、米番組内で大谷を放出しなかったエンゼルスの決断について、そして大谷と再契約するための“条件”について持論を語った。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

米MLB専門局の番組で持論を展開

 米大リーグは8月1日(日本時間2日)にトレード期限を迎え、大谷翔平投手が今季中はエンゼルスに残留することが正式に決まった。オフにはフリーエージェント(FA)となるため注目が集まっていた大谷の去就問題。2022年途中までエンゼルスで監督を務めたジョー・マドン氏は、米番組内で大谷を放出しなかったエンゼルスの決断について、そして大谷と再契約するための“条件”について持論を語った。


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 MLB専門局「MLBネットワーク」の公式YouTubeチャンネルは、「あなたはショウヘイ・オオタニを敬遠するか?」とのタイトルで動画を公開。「MLBナウ」に出演したマドン前監督の動画を公開した。敬遠が両リーグ最多の13と勝負を避けられるケースが増えている大谷について、自身が相手チームの監督でも敬遠すると告白したマドン氏。エンゼルスの決断についても口を開いた。

 2014年以来9季ぶりのプレーオフを目指すエンゼルスだが、現時点でワイルドカード圏内まで4ゲーム差。トレード期限の前には、大谷を放出して若手有望株を獲得するべき、来季以降に向けて“売り手”に回るべき、といった意見も上がっていた。しかし、エンゼルスは大谷を残留させるだけでなく、“買い手”に回り、続々と補強を敢行した。

 この決断について賛成かと司会者に問われたマドン氏は「ある程度ね。ショウヘイをキープするんだったら、今シーズンにかけなければならない。だから彼らの視点からすれば正しいことをしたと思う」と理解を示した。

 続けて、今オフにFAとなる大谷の去就については「彼はここ(エンゼルス)には残らないと思っている。来年は戻ってこないとほぼ確信している」と断言。司会者から理由を問われると、「彼らが勝てない場合に限りの話だ」と補足を加え、持論を展開した。

「彼は5~6年に一度ではなく、継続的に勝てるところに行きたがっている。彼は勝つことだけを考えている。彼にとって、自身の数字は勝つことほどは重要ではないんだ。ここ2か月での補強によって、これから数年間継続して勝てると彼に証明することができれば、彼は戻ってくると思う」

 積極的な補強でプレーオフ進出を諦めない姿勢を見せたエンゼルス。大谷と再契約するためにも“勝てる”ことを示すことができるだろうか。

(THE ANSWER編集部)





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