[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

日本、2大会ぶりVならず 米国に延長10回負け 上野が計249球“1日2完投”も力尽く

ソフトボールの世界選手権(ZOZOマリン)は12日、決勝で世界ランク2位の日本が準決勝で敗れた同1位の米国に延長タイブレークの末に6-7で10回サヨナラ負け。2大会ぶり4度目の優勝を逃した。7回完封した3位決定戦から“中3時間半”で先発したエース・上野由岐子(ビックカメラ高崎)が162球7失点で“魂の1日2完投”も力尽きた。

サヨナラ打を浴び天を仰ぐ上野由岐子【写真:荒川祐史】
サヨナラ打を浴び天を仰ぐ上野由岐子【写真:荒川祐史】

ソフトボール世界選手権決勝、タイブレークで4度目のV逃す

 ソフトボールの世界選手権(ZOZOマリン)は12日、決勝で世界ランク2位の日本が準決勝で敗れた同1位の米国に延長タイブレークの末に6-7で10回サヨナラ負け。2大会ぶり4度目の優勝を逃した。7回完封した3位決定戦から“中3時間半”で先発したエース・上野由岐子(ビックカメラ高崎)が162球7失点で“魂の1日2完投”も力尽きた。

【特集】「ソフトボールってこんなに面白いんだと…」 世界選手権に感じた“底力” / 第16回WBSC世界女子ソフトボール選手権大会(GROWINGへ)

 上野が天を仰いだ。無情にも打球は三塁線を破った。6-4で迎えた延長10回裏、2点を奪われて同点とされると、2死からサヨナラ打を献上。この日の244球目、日本のエースが最後に力尽きた。

 日本は幸先良く先手を握った。打線は2回に先頭の5番・渥美万奈(トヨタ自動車)、6番・藤田倭(太陽誘電)の連打で無死一、三塁の好機を作ると、1死から我妻悠香(ビックカメラ高崎)が三遊間を破るタイムリー。待望の先制点を奪った。3回には2死一塁から4番・山本優(ビックカメラ高崎)がタイムリー三塁打で1点を追加した。

 しかし、その裏に上野がついに捕まる。安打2本で1死一、二塁のピンチ。続く4番アリオトは見逃し三振に斬ったが、5番スポールディングに放たれた右翼への打球が無情にもフェンスオーバー。逆転3ランとなり、上野は思わず天を仰いだ。これが今大会7試合目の登板で初失点となった。

 援護したい打線は5回に2死満塁の好機を生かせなかったが、6回だ。先頭の6番・藤田が左中間に値千金の同点弾を放った。上野もベンチから飛び出し、後輩を祝福した。

 試合は互いに譲らずに7回を終え、延長戦に突入。無死二塁から始まるタイブレークで8回、1死三塁とすると代打・内藤実穂(ビックカメラ高崎)の二ゴロの間に1点を勝ち越し。しかし、その裏、上野が味方の野選が絡んで無死一、三塁とピンチを広げると、1死から6番モールトリーに同点タイムリーを浴びた。

 9回は互いに無得点に終わったが、ついに10回に試合が動く。先頭の藤田が最強左腕・アボットが右翼にこの日2本目となる勝ち越し2ラン。しかし、その裏にまさかの展開が待っていた。集中打を浴び、3失点で逆転サヨナラ負けを喫した。

 日本は前日11日の準決勝・米国戦に延長8回サヨナラで敗れ、敗者復活を兼ねたこの日の3位決定戦に回り、上野が87球で7回完投。エースは“中3時間半”という過酷なローテーションとなったが、36歳の鉄人が歴史的死闘で最後に力尽きた。

(THE ANSWER編集部)

ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集