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大谷翔平に「俺たちが援護する」と誓ったエ軍選手 直後の二刀流活躍に仰天「あいつは自分で…」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)に行われた敵地オリオールズ戦に「3番・DH」で出場したが4打数ノーヒットに終わり、チームも1-3で敗れた。15日(同16日)に投打二刀流で出場した試合では5勝目を挙げた投球内容もさることながら、サイクル安打寸前までいった打撃に対する称賛の声が続出。エンゼルスの同僚も驚きを隠せないでいる。

エンゼルスの大谷翔平(右)とハンター・レンフロー【写真:Getty Images】
エンゼルスの大谷翔平(右)とハンター・レンフロー【写真:Getty Images】

二刀流出場したオリオールズ4連戦初戦でのパフォーマンス

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)に行われた敵地オリオールズ戦に「3番・DH」で出場したが4打数ノーヒットに終わり、チームも1-3で敗れた。15日(同16日)に投打二刀流で出場した試合では5勝目を挙げた投球内容もさることながら、サイクル安打寸前までいった打撃に対する称賛の声が続出。エンゼルスの同僚も驚きを隠せないでいる。


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 今季9試合目となった登板は、良くも悪くも大谷の存在感だけが際立った。投げては快調な立ち上がりを見せながらも2、3、5回に被弾。それでも被安打は4と踏ん張った。マウンドでの不調を取り返すべく、打席では大暴れ。四球、単打と続けた後に迎えた4回の第3打席に飛距離139メートルの特大3ランを右翼席後方に打ち込んだ。その後、三塁打を放ち、二塁打が出ればサイクル安打という状況で迎えた9回の第6打席は単打。MLB史上初の「先発投手によるサイクル安打」という偉業は逃したが、スタジアムには敵味方関係なく声援を浴びるという異例の光景も広がった。

 マウンドで苦しむ姿を間近で見ていたエンゼルスのチームメートとしても、この「打者・大谷」の活躍ぶりには驚くばかり。米全国紙「USAトゥデイ」は大谷の後の4番を打ったハンター・レンフロー外野手の談話を紹介。3回終了時点で3-4と1点リードを許していた時の様子を伝えている。

「彼はピッチングで少し苦しんでいたから、俺は言ったんだ。『ただ全力を尽くしてくれ。俺たちが援護してやるから』って。そしたらあいつは自分で自分を援護しちゃったんだ」

 同紙は「オオタニは次の打席で456フィートの3ランを放ち、最終的に5出塁、サイクル安打まであと二塁打1つという成績を残した」とレンフローの“言葉”の後に見せた大谷の爆発ぶりを紹介。昨季まではブルワーズに在籍し、今季から大谷の同僚となったレンフローにとって、間近で見る大谷の凄さを改めて感じた瞬間だったようだ。

(THE ANSWER編集部)




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