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女子ゴルフ1、2位発進の岩井ツインズ 直接対決に姉・明愛「同組の時は他人」妹・千怜「姉妹の感じはない」

女子ゴルフの国内ツアー・RKB×三井松島レディスが12日、福岡CC和白Cで開幕し、岩井ツインズの姉・明愛が7アンダーで単独首位、妹・千怜(ともにHonda)が6アンダーで2位となり、双子で初日1、2位発進という快挙を達成した。2位には福田真未も並んでいる。

初日ラウンドをプレーする岩井明愛(左)と双子の妹の千怜【写真:Getty Images】
初日ラウンドをプレーする岩井明愛(左)と双子の妹の千怜【写真:Getty Images】

RKB×三井松島レディスが開幕

 女子ゴルフの国内ツアー・RKB×三井松島レディスが12日、福岡CC和白Cで開幕し、岩井ツインズの姉・明愛が7アンダーで単独首位、妹・千怜(ともにHonda)が6アンダーで2位となり、双子で初日1、2位発進という快挙を達成した。2位には福田真未も並んでいる。


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 明愛は前半1番でバーディー。後半10番パー4は第2打を110ヤードから4メートルにつけてバーディー。12番まで3連続バーディーを奪い、14、17、18番でも1つずつ伸ばした。

 第2日は岩井姉妹と福田が同組に。先にホールアウトした明愛は「最終日最終組を2人で回るのが一つの夢」としつつ、「一緒に回る時は他人のように気にしていない」と笑顔。「特にいつもの試合と変わらない。練習ラウンドは一緒でその時はふざけ合うけど、試合だと喋らなくなる。自分のことで精一杯。あまり話さなくなると思う」と集中モードに入った。

 一方、千怜も1番でバーディー発進。4番でボギーを叩いたが、6番パー4の第2打を残り117ヤードから入れるスーパーイーグルを奪った。「見えなかったので歓声で入ったのがわかりました」。10、11番もバーディー。12番でボギーを叩いたが、14、17番で奪い返した。

 千怜が16番でリーダーボードを見た時は、明愛がすでに7アンダーで単独首位。「モチベーションになった。私がバーディーを獲ればチャンスがある。嬉しかったし、私もついて行かなきゃって活力になった」と気合いを入れ直した。第2日ながら最終組対決には「楽しみです。一緒に回るのが嬉しい」とし、姉と同様に「自分のことに集中。あまり姉妹という感じではなく、一人の選手。いつもと変わらずやりたい。もちろん勝ちたい気持ちがある」と語った。

 2021年6月のプロテストに合格し、岩井ツインズとして注目されてきた2人。妹の千怜が昨年8月のNEC軽井沢72ゴルフトーナメントで初優勝すると、翌週のCAT Ladies2022で2勝目を挙げる快挙を果たした。先を行かれた姉・明愛だったが、4月のKKT杯バンテリンレディスオープンで初優勝。姉妹Vは3組目、双子では男女を通じて史上初となり、2人で涙を流して喜んだ姿が感動を呼んでいた。

 11日は家族でもつ鍋を食べたという。普段は仲良し姉妹だが、ゴルフではライバル。火花を散らし、大会を盛り上げていく。

(THE ANSWER編集部)




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