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NBAで戦慄のアクシデントから2人の紳士的対応に米感動 後頭部を踏まれるも「MVPの理由はこれ」

米プロバスケットボール(NBA)での恐怖の瞬間が話題になっている。6日(日本時間7日)に行われた76ersとセルティックスとのプレーオフ東地区準決勝第3戦で選手同士がもつれ合って倒れた際に、今季シーズンMVPを獲得した76ersのジョエル・エンビードが相手選手の頭を踏みつけてしまうアクシデントが発生。米専門局は動画を公開したが、選手同士が和解したことで米ファンから「グッド・スポーツマンシップ」「本物のチャンピオン」といった反響が寄せられている。

セルティックスのグラント・ウィリアムズ【写真:ロイター】
セルティックスのグラント・ウィリアムズ【写真:ロイター】

NBAプレーオフ東地区第2戦でのアクシデント

 米プロバスケットボール(NBA)での恐怖の瞬間が話題になっている。6日(日本時間7日)に行われた76ersとセルティックスとのプレーオフ東地区準決勝第3戦で選手同士がもつれ合って倒れた際に、今季シーズンMVPを獲得した76ersのジョエル・エンビードが相手選手の頭を踏みつけてしまうアクシデントが発生。米専門局は動画を公開したが、選手同士が和解したことで米ファンから「グッド・スポーツマンシップ」「本物のチャンピオン」といった反響が寄せられている。


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 よけきれなかった。セルティックスが100-92とリードして迎えた第4クォーター(Q)の残り5分に差し掛かろうとした時、中央の3ポイントライン付近で競り合いからルーズボールが発生。これにエンビードとセルティックスのグラント・ウィリアムズ、ジェイレン・ブラウンが反応した。しかし、ジャンプしていたエンビードは先に倒れ込んでいたウィリアムズをよけきれず、ウィリアムズの後頭部を踏みつけてしまった。

 踏まれた弾みで床に顔面を強打したウィリアムズはうずくまったまま顔を押さえ、一旦ベンチに引き揚げた後も鼻付近を気にする素振り。体重127キロのエンビードに踏まれた衝撃の大きさがうかがえるシーンだった。

 米スポーツ専門局「ESPN」公式インスタグラムはその瞬間をとらえた動画を公開。ウィリアムズの負傷が気になるところだったが、別動画では2人がコート内で話し込む様子も公開しており、コメント欄の文面でも「ジョエル・エンビードが倒れていたグラント・ウィリアムズの頭を踏みつけてしまうアクシデント。ウィリアムズはプレー続行」と記している。

 ヒヤリとさせられたシーンだったが、異状はなかったことに加え、2人が和解したこともあって米ファンからは「こういうのが見たいのよ。話をして謝罪。ハンドもなくファウルもなし。グッド・スポーツマンシップ」「ジョエル・エンビードはいつも絵になるね」「グラントにリスペクト」「ウィリアムズはリアル・ワン」「W(ダブル)スポーツマンシップ」「グラント・ウィリアムズはバットマンという新たな証拠」「本物のチャンピオン」「彼がMVPの理由はこれ!!」「これがドレイモンドだったらと想像してみて」といったコメントが寄せられている。

 試合はセルティックスが114-102で76ersに勝ち、通算成績を2勝1敗にした。第4戦は7日(同8日)にボストンで行われる。

(THE ANSWER編集部)

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