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吉田優利がこどもの日に4アンダー暫定首位浮上 公開された幼少写真に「一番私っぽい」「思い出の写真」

女子ゴルフの国内メジャー今季初戦・ワールドレディスサロンパス杯は5日、茨城GC西C(6780ヤード、パー72)で2日目が行われた。1打差の2位で出たツアー通算2勝の吉田優利(エプソン)が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算4アンダー。ホールアウト時点で暫定首位に浮上した。会見では「後半崩れかけたけど、上手く持ちこたえたと思う」と手応えを口にした。

ホールアウト時点で暫定首位に浮上した吉田優利【写真:Getty Images】
ホールアウト時点で暫定首位に浮上した吉田優利【写真:Getty Images】

国内メジャー・ワールドレディスサロンパス杯

 女子ゴルフの国内メジャー今季初戦・ワールドレディスサロンパス杯は5日、茨城GC西C(6780ヤード、パー72)で2日目が行われた。1打差の2位で出たツアー通算2勝の吉田優利(エプソン)が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算4アンダー。ホールアウト時点で暫定首位に浮上した。会見では「後半崩れかけたけど、上手く持ちこたえたと思う」と手応えを口にした。


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 難コースでスコアを落とす実力者が続出する中、吉田は2日連続で好ラウンドとなった。出だし10番で3メートルのパットを沈めて幸先良くバーディーを奪取。17番パー5では第3打で見事なニアピンショットを披露した。18番に続き、後半スタートの1番でもバーディーを記録したが、5、6番で連続ボギー。それでも最終9番パー4の第2打できっちりピンに寄せ、前日に続いてのバーディーフィニッシュとなった。

 会見に現れた吉田は、好スコアの要因にパッティングを挙げ「自分のライン取りと回転とスピード、全部が合う回数が増えた。外れたとしてもどこかしら3大要素の一つが合わなかっただけというのが多かった。入らなくても納得のパットを打てていた。スコア以上に満足度の高いゴルフだった」と満足げだった。

 難しいセッティングのメジャー大会。「一番好きなコース」と語る吉田にミスがなかったわけではない。12番パー5ではドライバーを右に曲げて深いラフにつかまり、2打目で脱出を図るも抜け出せなかった。16番ではティーショットを左の林に入れてしまったが、いずれもパーでしのいだ。「16番はついていた。(ピン方向の)前が空いていて、ラッキーですね」と話した。

 この日はこどもの日。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)公式インスタグラムには、自身が子供時代の写真がアップされた。「一番私っぽい」大きなサツマイモを持った年少の頃の写真と、小学6年生の時に全国3位に入った時のスイング写真だ。「5年生の時、同じ大会で1日90いくつ打って、悔しくて。1年間、その大会に向けて練習した。本当は優勝が良かったけれど、3位に入れた思い出に残る写真です」と笑った。

 こどもの日のラウンドを、多くのギャラリーが観戦した。自身もかつては上田桃子やテレサ・ルーに憧れたゴルフ少女だった。「自分のゴルファーとしての目標の一つが『吉田優利みたいになりたい』と思ってもらえるような選手になること。自分の経験として、一度憧れた人は追い続けたくなるので、そう思ってもらえるようにプレーでも人としても成長したい」とプロとしての自覚ものぞかせた。

(THE ANSWER編集部)




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